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神戸のスイスワイン専門商社が開業5周年 シェアキッチンで記念イベント

代表の森本さん

代表の森本さん

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 神戸のスイスワイン専門商社「Helvetica(ヘルベティカ)」(神戸市灘区篠原本町4)の開業5周年を祝う記念パーティーが6月8日、シェアキッチン「MUSUBU(ムスブ)堂」 (倉石通2)で開かれた。

あいさつする在大阪スイス領事館長フェリックス・メスナーさん

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 ラテン語で「スイスの」を意味する社名の同社。スイスワインに魅せられた代表の森本純也さんが2019(平成31)年に31年勤めたスイス系企業を早期退職し、地元・神戸でスイスワイン専門商社として設立。スイスワインは自国消費が中心で輸出に回ることが少なく、日本には全体の0.1%しか入っていないため、「スイスワイン専門の商社は日本でも非常に珍しい」という。オンラインショップも展開し、飲食店関係者だけでなく一般にも販売する。

 当日は、同社が扱うスイスの特徴的なブドウ品種「シャスラ」を使ったワインや、英国のエリザベス女王にも供されたというスパークリングワインなど7種類のワインとブランデーが、地元飲食店の生ハムやチーズなどの料理と共に振る舞われた。参加者も、ワインスクール講師や在神戸スイス人コミュニティーのメンバーなど20人を超え、在大阪スイス領事館長のフェリックス・メスナーさんが開会のあいさつを行った。途中、現地生産者からのビデオメッセージや、森本さんと10年来の交流があるインストゥルメンタルデュオ「KenKoba(ケンコバ)」の生演奏も披露された。

 「この5年はとても長かった」と森本さんは振り返る。「地元神戸だけでなく、日本中の皆さまにスイスワインを楽しみ、スイスの文化をもっと好きになってほしい。10年、20年とこれからも頑張っていきたい」とも。

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