ラーメン店「フルスイング」（神戸市灘区深田町4）が6月14日、神戸・六甲道にオープンした。

看板商品の「なま醤油とんこつラーメン」（写真提供＝「フルスイング」）

　父親が約10年間営んでいたラーメン店の店舗を引き継いだ店主の西尾亮治さんが、店名や内装、メニューを一新してオープンした。小豆島産の生（なま）しょうゆを使った豚骨スープに、自家製麺を組み合わせたラーメンを提供する。非加熱のしょうゆ「生（なま）しょうゆ」の風味に衝撃を受けた西尾さんが、しょうゆを使ったスープに合う麺を自ら開発したという。店舗面積は10坪。席数はカウンター＝9席。

　店内のデザインは妻の美穂さんが担当し、オレンジを基調とした内装にした。以前の店舗はサラリーマン中心だったが、新しい店舗では学生や20～30代の若い世代もターゲットに据える。学生に喜んでもらえるよう、麺は一般的な量の1.5倍ほどにしているという。

　メニューは、「なま醤油（しょうゆ）とんこつラーメン」（930円）のほか、トッピングとして「VIP チャーシュー 100グラム」（450円）、「低温スモークチャーシュー 2枚」（200円）、「味玉」（120円）、「ほうれん草」（150円）や、ライス（小＝100円～）などをそろえる。ドリンクは瓶ビール（600円）を用意。

　「熱いスープと組み合わせて初めて熱が入るしょうゆの香りを味わってほしい」と西尾さん。「地元の人に足を運んでもらえる、地域密着の店にしたい」と意気込む。

　営業時間は、11時～15時、18時～23時。