トレイルランニング用品専門店「まやとねこ」(神戸市灘区水道筋5丁目)が8月22日、オープンから2カ月を迎えた。
「BUDO」のウエアには、通気性の良い素材や本物のデニム素材を使ったパンツが並ぶ
店主の織林翔さんが「摩耶山の麓で猫のように自由にいろいろな楽しみ方をする人が集まってくる場をつくりたい」と、ランニング仲間と共同でオープンした。初心者からシリアスランナー(トレーニングを積んでレースでの記録を更新することを目指しているランナー)にも対応したシューズやウエアなどの商品をそろえる。山登りやランニングのイベントも企画する。
商品のラインアップは、街で着られるブランド「BUDO(ブドー)」のウエアやパンツ、ギネス記録を持つランナーが開発した耐久性の高い「NNORMAL(ノーマル)」のシューズなど。「yamarokko(ヤマロッコ)」のリュックの試着も行う。神戸では同店しか取り扱いがない商品を手に取ることができ、口コミで広まり遠方からも来店があるという。
織林さんは「日本では約20万人という競技人口がありながら、まだまだマイナースポーツのトレイルランニングのハードルを下げ、親しみを感じてもらえるようにしたい」と話す。「水道筋エリアは、六甲山麓、摩耶山の麓にあり、山に入ることも、HAT神戸などでのランニングにも最適な立地。今後は子どもや学生にも参加してもらえるような取り組みがしたい」とも。
営業時間は月曜~木曜12時~18時、金曜12時~19時、土日10時~18時。