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神戸・ふたば学舎で「かんぱく2024」 環境活動の輪広げるきっかけに

「かんぱく2024」を企画・運営した「GO GREEN KOBE」の江副真文さん

「かんぱく2024」を企画・運営した「GO GREEN KOBE」の江副真文さん

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「こうべ環境博覧会『かんぱく2024』」が10月19日、「ふたば学舎」(神戸市長田区二葉町7)で開催された。

生ごみ処理容器「キエーロ」考案者の松本信夫さん(左側)

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 「みんなで環境について考え、環境活動の輪が広がるきっかけとなる」ことを目的に企画した同イベント。2回目となる今年は、環境に配慮した取り組みを行う企業・団体の出展を前回の約1.5倍の40団体に拡大。展示やワークショップ、セミナーなど、来場者が環境問題を楽しみながら学んだ。

 特別企画「こうべキエーロセミナー」には、土の中のバクテリアを利用する生ごみ処理容器「キエーロ」考案者の松本信夫さんが登壇。キエーロ考案のきっかけや使い方のコツ、現在取り組んでいる竹チップの活用や処理能力が向上するスーパーキエーロの開発などの話に参加者が聞き入った。講演後には、キエーロを作製するワークショップも開催された。

 プラスチックリサイクルに関するセミナーやワークショップも開催。詰め替えパックをリサイクルした素材に好きな模様を描くオリジナル傘の作製や、ペットボトルキャップをアップサイクルする体験などでにぎわった。近年問題が顕在化している放置竹林問題の解決に取り組む甲南大学「BambooにThank you Project」も出展。同プロジェクト代表の久保千尋さんは「放置竹林問題の認知度はまだ低いと感じた。伐採した竹を活用した製品などを通じてもっと知ってもらえるように活動していきたい」と話す。

 同イベントを企画・運営した「GO GREEN KOBE」の江副真文さんは「環境活動に取り組む個々が一堂に会したことで横のつながりができ、活動に参加したいと思っていた人には入り口となった」と話す。

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