見る・遊ぶ 買う

神戸ポートタワーで「川西英・祐三郎展」 今と昔の神戸の風景を重ねて鑑賞

「あのころの神戸」と今の神戸を重ねて鑑賞できる

「あのころの神戸」と今の神戸を重ねて鑑賞できる

  • 2

  •  

「あのころの神戸 ~川西英・祐三郎展覧会~」が現在、神戸ポートタワー展望1階「Gallery 360」(神戸市中央区波止場町5)で開催されている。

360度全ての回廊を使って展示する

[広告]

 神戸の風景を「神戸百景」など多くの版画作品に残してきた故・川西英(ひで)さんと故・川西祐三郎さん親子の作品を展示する同イベント。神戸ポートタワーから見える今の神戸の風景と、作品に描かれた「あの頃の神戸」を重ねて見ることができるという。今回は版画作品など18点を通して、約100年前となる1926(昭和元)年の神戸、80年前となる1945(昭和20)年の終戦直後の神戸、30年前となる1995(平成7)年の阪神・淡路大震災直後の神戸など、昔懐かしい神戸の風景に思いを馳せながら、戦災や震災を乗り越えてきた今の神戸の姿を確認できる。

 今回の展示に合わせ、同タワー運営企業の「フェリシモ」も関連グッズを商品化。「神戸百景」に描かれた同タワーの版画部分を使い、郵送できる「スマホスタンドにもなるアクリルカード」(1,320円)や、版画3作品をラベルにしたワイン3種類(各3,850円)を発売している。

 祐三郎さんの長男の妻で川西作品シリーズを管理する「神戸百景」代表の川西和代さんは「震災30年の年にポートタワーから現在の神戸を眺めながら、あの頃の神戸を思い出してもらえたら」と話す。

 開催時間は9時~23時。展示は無料だが、展望フロアへの入館は有料。1月31日まで。展望フロアの入場料は、高校生以上=1,000円、小学生以上中学生以下=400円、未就学児無料。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース