学ぶ・知る

神戸の映画館で小学生向け体験型防災ワークショップ 「防災士」が直伝

(左から)ワークショップを企画した「オーエス」人事総務部の大沼秀登さん、森口武士さん、末吉修二さん

(左から)ワークショップを企画した「オーエス」人事総務部の大沼秀登さん、森口武士さん、末吉修二さん

  • 2

  •  

 ワークショップ「『つくって学んで!防災マスター』~防災士直伝!親子で挑む防災ミッション~」が2月22日、「OSシネマズ神戸ハーバーランド」映画館ロビー(神戸市中央区東川崎町1)で開催される。

体験ワークショップのイメージ(過去イベントの様子)

[広告]

 映画館を文化の情報発信基地として活用するプロジェクト「CINE LAB(シネラボ)」の一環で開催する。阪神・淡路大震災の発生から30年を迎え、震災を教訓にした防災意識向上の取り組みとして、映画館運営などのエンタメ・サービス企業「オーエス」が企画した。

 ワークショップの内容は、新聞紙や段ボールなどを活用し災害時に役立つ対応策を親子で考え実践する「災害対応チャレンジ」、神戸市から貸与されるテントや段ボールベッドといった実際の避難所セットを使い設営する「避難所生活体験」、災害時に必須となるトイレの知識を学び簡易トイレを実際に試す「簡易トイレを使いこなそう!」、ワークショップで学んだことを生かしてこれからの心構えをカメラの前で発表し、後日同映画館の幕間映像として放映する「防災CM広報体験」(希望者のみ)の4つ。

 講師は、「兵庫県防災士会」理事を務める消防防災用品の販売企業「神防社(こうぼうしゃ)」の久保功さんが務め、地震等の災害への日常の備えや災害発生後の行動について学ぶ。

 オーエス人事総務部の大沼秀登さんは「防災士と一緒に、災害時の行動を楽しく学びながら、自助・共助の考え方を深く理解できる機会。阪神・淡路大震災の教訓を基に、親子で災害時を想定したミッションに挑戦してもらえたら」と話す。

 開催時間は10時30分~12時、13時30分~15時。参加無料。定員は各回12組(1組は子ども1人と保護者1人)。LINEアカウント「CINE LAB」を友だち登録後、トークルームの応募フォームから希望のプログラムを選択することで参加申し込みができる。

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース