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神戸・花山駅周辺で「まちめぐり」スタンプラリー 広場愛称の投票も

花山まちめぐりのチラシを持つ「きたすずランド」の藤井和博さん(前列右)。後列は神戸親和大学・社会貢献グループのメンバー、地域のボランティアメンバー

花山まちめぐりのチラシを持つ「きたすずランド」の藤井和博さん(前列右)。後列は神戸親和大学・社会貢献グループのメンバー、地域のボランティアメンバー

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 スタンプラリー「花山まちめぐり」が11月29日、神戸電鉄花山駅周辺の「花山駅前広場」(神戸市北区花山台1)、「UR花山東」(花山東町2)で開催された。

ALTと一緒にラダーボールを楽しむ子どもの様子(写真提供=きたすずランド)

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 高齢化が進む一方、ALT(Assistant Language Teacher=外国語指導助手)が70人も居住している花山駅周辺の特徴を生かし、地域の人に「花山は良い町だ」と思ってもらえる場をつくろうと開催した多世代・多文化交流イベント。主催の神戸電鉄に加え、神戸市、都市再生機構(UR)が連携協力し、まちづくり会社「きたすずランド」が企画。今年で3回目となる。

 スタンプラリーのチェックポイントでは、たこ焼き、クレープ、ロコモコ、団子、コーヒーなどの6店舗が出店し、地域の人によるフリーマーケットや物品販売、縁日ゲーム、ダーツや輪投げなど7種類のアクティビティーも用意。ALTによる「Picture Search」(絵合わせゲーム)や、ラダーボールのブースなど、外国文化に触れる企画も行った。日本文化体験としては、「昭和」をテーマにしたフォトスポットや昔遊び体験コーナー、駄菓子屋や喫茶コーナーなどを神戸親和大学の学生が企画。ステージでは大池中学校のブラスバンド部による演奏や、やまびこ幼稚園による歌の発表など8企画を展開した。

 地域の人がより親しめる場所となるように「UR花山東広場」の愛称を決める投票も行った。事前の公募で選ばれた5つの候補の中から参加者で投票を行った結果、「はなまる広場」に決定した。今後は愛称が一目で分かるよう広場に掲示し、ライトアップも行う予定という。

 企画に関わった神戸親和大学生の三木捺深(なつみ)さんは「花山の町の方と実際に関わっていく中で、花山という町をもっとみんなに知ってもらいたいと思うようになった。今日は、子どもに楽しんでもらえてよかった」と話す。都市再生機構の三瀬修一さんは「地元の方に前回よりもボランティアなどで関わってもらっている。3回目になるのでイベントが地域に定着してきたように思う。今後、その輪が広がれば」と期待を込める。

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