JR元町駅北側・モトキタに店を構える「洋楽オヤジの集まる服屋さん・BIGMAN」(神戸市中央区北長狭通4、TEL 078-392-0519)で1月22日、インストアライブ「BIGMAN JUST ONE NIGHT vol.10」が開催された。
トランペット奏者・瀬戸一成さん、タンバリン博士・田島隆さん、サウンドアーティスト・安井麻人さんのセッション
10回目の開催となった同イベントを主催するのは、モトキタまちづくり会会長で同店オーナーの浜岡正典さん。浜岡さんは「モトキタ」エリアを音楽で活性化できないかと2008年10月に1回目のインストアライブを企画・開催した。同エリアは、JR元町駅高架より北側、鯉川筋より西側、山手幹線より南側、花隈公園より東側の地域の総称。
「インストアライブを始めてから、モトキタエリアでイベントを開催する店が増えた」と話す浜岡さん。「もっと大規模で本格的な音楽イベントを開催してほしいと依頼されるようになった」とも。
同イベントでは初めてプロ・アーティストを迎えての開催となった今回。トランペット奏者・瀬戸一成さん、マルチインストゥルメンタリストでタンバリン博士の異名も持つ・田島隆さん、サウンドアーティスト・安井麻人さんの3人がセッションを披露した。浜岡さんが元町駅北側エリアを盛り上げるために立ち上げたミクシィのコミュニティー「モトキタ」のオフ会で知り合ったという。
演奏曲目は「ブラックでいこう」「バルカンメレンゲ」「盗まれた自転車は次の日みつかった」などで、アンコールを含め全12曲を約1時間にわたり披露。さらに、ベリーダンサーの飛び入り出演もあり、当日は立ち見が出るほどの盛況ぶりで店内は熱気に包まれた。
浜岡さんは「発表の場を求めているアーティストはたくさんいる。そんなアーティストにもっともっとパフォーマンスの機会を提供していきたい」と今後の抱負を語る。