「国際フロンティア産業メッセ2008」が10月8日・9日、神戸国際展示場2号館(神戸市中央区港島中町6)で開催される。開催は今年で8回目。
同展では、「情報通信・エレクトロニクスゾーン」「ロボットゾーン」「ナノ・光量子ゾーン」など、先端技術分野の展示に加え、さまざまな講演やセミナーなどを開催する。出展数は同時開催事業を含めて約260小間を数え、六甲アイランドに今年1月にロボット開発・生産拠点を開設したダイヘン(大阪市淀川区)やP&G(東灘区)も初出展する。
また、篠田プラズマ(港島南町4)・篠田博会長兼社長が「超大画面フィルム型ディスプレイが創る未来:夢を育むベンチャー」をテーマに講演を行う(9日10時30分~12時)。プラズマテレビ開発の苦難の歴史から、ベンチャー独立後のPTAディスプレー開発への挑戦や、夢をあきらめないで挑戦することの大切さについて語る。
出展者で、地域の情報通信関連企業・団体の集まりである「地域ICT推進協議会(COPLI)」担当者は「50平方メートルあるブース内のデッドゾーンを使用してIT系のビジネスマッチングも行う。COPLIは昨年4月に発足し、あまり日が経っていないので同展で知名度を上げていきたい」と話す。「各社ブースを設けるが、完全に区分けしないつくりとなる予定。COPLI全体とそれぞれ参加各社の活動もアピールしたい。どんな企業がどんな活動をしているかに興味、関心を持っていただければ」とも。
独自の高い技術力を持つ企業など32社が出展する「みなと元気メッセ2008」、環境に配慮した製品や新技術を広くPRする「ひょうご環境ビジネス展」も同時開催する。
開催時間は10時~17時。入場無料。2日間で15,000人の動員を目指す。