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神戸ルミナリエの開催テーマ決まる-今年は「希望の光」

募金グッズとしてキーホルダーや携帯ストラップ、ボールペンセット(以上500円)を販売する

募金グッズとしてキーホルダーや携帯ストラップ、ボールペンセット(以上500円)を販売する

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 神戸・旧外国人居留地と東遊園地で12月1日から始まる光の祭典「神戸ルミナリエ」のテーマが10月26日、発表された。

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 同イベントは阪神・淡路大震災犠牲者の鎮魂の意を込めるとともに、「都市の復興・再生への夢と希望を託す」目的で、阪神・淡路大震災の起こった1995年12月に初めて開催された。以来、震災の記憶を語り継ぎ、都市と市民の「希望」を象徴する行事として毎年開催されている。開催は今回で17回目。初回以来、イタリアのアートディレクター・ヴァレリオ・フェスティさんと神戸市在住の作品プロデューサー・今岡寛和さんが手掛けてきたが、今年はイタリア人制作ディレクターのダニエル・モンテベルデさんに変わる。

 今年のテーマは「希望の光(Luci di speranza=ルチ ディ スペランサ)」。それには「さまざまな夢や願いを胸に会場を訪れた人々は、『希望の光』を探すための魂の旅を始めます。聖なる暗号を読み解き、祈りの泉に至るこの旅を経験することで、旅人たちは、困難をも勇気に変える希望の光を手にすることでしょう」というメッセージが込められている。

 同実行委員会では、参加者から同イベントの継続開催を望む声が強く今後も継続的に開催するため、来場者に広く支えてもらう趣旨で、会場内で来場者に「1人100円」の募金協力を呼び掛ける。今年は募金の一部を東日本大震災の義援金として寄付する。

 ほかに、募金協力者の名前を新聞紙面に掲載する「1,000円募金キャンペーン」も実施。キーホルダーや携帯ストラップ(各500円)などの募金グッズは11月中旬より、神戸ルミナリエ公式ホームページオンラインショップで販売を始める。

 点灯時間は、月曜~木曜=18時ごろ~21時、金曜=18時ごろ~22時、土曜=17時ごろ~22時、日曜=17時ごろ~21時30分。節電のため、昨年より月曜~木曜の消灯時間を30分早める。12月12日まで。

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