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みなとのもり公園で「アースデイ神戸」-135団体参加、6300人が来場

「ノボリバSG」による「クライミング体験」ワークショップ

「ノボリバSG」による「クライミング体験」ワークショップ

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 神戸の「みなとのもり公園(震災復興記念公園)」(神戸市中央区小野浜町)で5月4日・5日、「アースデイ神戸2012」が開催された。

ランニング専用ベビーカー体験「ベビラン」の様子

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 イベント初日は強風が心配されたが午後からは晴れ間も見え、エコロジーグッズやフェアトレードの物販ブース、オーガニック食材などを使った飲食ブースなどを目当てに両日約6300人の来場者が詰め掛けた。

 1970年にアメリカで始まった「アースデイ」は地球環境の問題について考える日として世界各国、各地域で展開。神戸市では2007年に始まり、今回で7回目。環境問題や貧困問題などの課題を抱える現在、「エネルギーに頼らない」新しい暮らし方についての提案をさまざまな形で表現。「エコ」「国際協力」「食育」「子育て」など従来のアースデイ神戸のテーマに加え、東日本大震災や紀伊半島豪雨災害の復興応援をテーマに展開した。

 会場では、有機野菜・自然食品などを販売する「生活協同組合 兵庫いきいきコープ」、抗菌・消臭性の高い「TAKEFU(竹布)」製品を扱う「ナファ生活研究所」をはじめ、アート作品、スイーツ、被災地の人たちが作った手芸品などを販売する105団体が参加。「農」に関わる人やベジ料理人の話を聞いて交流を広げる「アースフードカフェ~ベジなつながりを広げよう~」や青空の下で自然を感じながら親子で楽しむ「親子ヨガ」、ランニング専用ベビーカー体験「ベビラン」など30種類のワークショップも開かれ、親子で楽しめる企画が人気を集めた。

 ライブステージで行われた「アースデイライブ」では、「ガガガSP」のボーカル・コザック前田さんやアコースティックギタリスト・わたなべゆうさんによるギター弾き語りのほか、スチールパン奏者の村治進さんと「キュレップ・スティールパンスクール」の生徒による演奏などが行われイベントを盛り上げた。

 同実行委員会の事務局長・東晃佑さんは「参加・来場いただいた皆さまのおかげで素晴らしい2日間になった。これからも皆さんに親しんでいただけるように、より一層努力していきたい」と話す。

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