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神戸「マダムキキのチョコレート工場」リニューアル 名和晃平さん作品も

「Mme KIKI chocolat マダムキキのチョコレート工場」のショーケース

「Mme KIKI chocolat マダムキキのチョコレート工場」のショーケース

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 神戸・元町の「Mme KIKI chocolat マダムキキのチョコレート工場」(神戸市中央区中山手通3、TEL 078-855-2254)が2月1日、リニューアルオープンした。

店先にサインを設置

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 2009年春、「アートとスイーツ」をコンセプトとしたスイーツを展開するカフェ「Mme KIKI マダムキキのお店」として県庁前駅近くにオープンした同店。

 2012年1月に新神戸サンホテル1階へ移転したが、2013年5月に建物の老朽化のためホテル閉館と共に閉店した。その後、現在の場所にチョコレート工場を開設して2014年のバレンタインには販売を始め、昨年11月に店舗をオープンした。

 リニューアルした同店の建築・アートディレクションは、現代美術家の名和晃平さん率いる「SANDWICH」チームで、同店のトレードマークとなっていた名和さんのドローイング作品もファサードとして復活した。「仔羊同好会」会長でもある徳本さんのためにアーティストから送られた羊をモチーフにした作品なども再展示している。

 オープンから約2カ月間営業してきたが、ネオンサインなどがなく、通行人が店に気がつかず通り過ぎてしまうことが多かったという同店。今回のリニューアルで、同店の「M」マークをモチーフにしたサインなどを店先の植え込みに設け、ライトアップも施した。

 商品は、ビターチョコレートの招き猫の中にコトバの作家・イチハラヒロコさんの作品が入った「フォーチュンチョコレート」(500円)のほか、フランスボルドーのジョエルロブションでヘッドパティシエを務める金井聡美さんがレシピ監修した数々の商品(540円~)と代表作のフランス姉妹都市とのつながりを表現した「モンショコ」(1,944円~)などを販売する。

 同店を経営する徳本賀世子さんは「春には、神戸のコスモポリタン料理を提供するレストランを併設予定。食事、インテリア、建築などのライフスタイルにかかわる全てのジャンルをトータルコーディネートする拠点にしていきたい」と話す。

 営業時間は11時~17時。

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