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神戸でアートプロジェクト「KOBE STUDIO Y3」オープンスタジオ 制作現場公開

アーティストが制作の現場で活動のプレゼンテーションを行う「KOBE STUDIO Y3 春のオープンスタジオ 2016」開催(写真=川口奈々子さんスタジオ)

アーティストが制作の現場で活動のプレゼンテーションを行う「KOBE STUDIO Y3 春のオープンスタジオ 2016」開催(写真=川口奈々子さんスタジオ)

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 海外移住と文化の交流センター(神戸市中央区山本通3)内の「KOBE STUDIO Y3(コウベ スタジオ ワイスリー)」(TEL 078-222-1003)で3月18日より、「春のオープンスタジオ 2016」が開かれる。主催は「C.A.P.(芸術と計画会議)」。

参加アーティストたち

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 「KOBE STUDIO Y3」は、アーティストたちが常に仕事場のドアを開けて活動を公開し、芸術を介して市民との交流を持つためのプロジェクト。半年を単位に地域のアーティストや海外からのアーティストが隣同士になって活動し、刺激し合い過ごしている。美術館やギャラリーなどの作品を鑑賞する場所とは違い、制作しているアーティストと直接現場で言葉を交わすことができる。

 同イベントは2000年からほぼ毎年、形態を変えながら開催。今回も現在公開制作を行っている11人のアーティストがそれぞれの仕事場で自らの仕事を紹介。昨年10月から今年3月の6カ月間、同プロジェクトに参加してきたアーティストたちがベストと考える方法で、自らの制作の現場であるスタジオを使って活動のプレゼンテーションを行う。個展形式での作品展示、制作のための資料展示、コンセプトの紹介、これからの活動計画、新たな素材への挑戦や実験などそれぞれ異なったスタイルで表現する。

 参加アーティストは、矢野衣美さん、浦田さおりさん、酒田理恵さん、Hisako Haniokaさん、増成実さん、倉富泰子さん、柴山水咲さん、篠島紗恵子さん、森田優希子さん、藤川怜子さん、川口奈々子さん。同イベントは、KAVC×CAP×KIITO 3館連携企画「Marching KOBE」としても参加している。

 同事務局の高橋怜子さんは「私たちが住むこの街で、今、いったいどんな芸術が生み出されようとしているのか。美術館などで展示される前の作品たちはいったいどんな顔をしているのか。作品を生み出すアーティストはいったいどんな人なのか。そんな興味を持っていただけたら、期間中、ぜひ彼らに会いに来ていただきたい」と来場を呼び掛ける。

 開催時間は10時~19時(最終日は17時まで)。入場無料。今月27日まで(22日は休館)。最終日の27日はパーティーを開催(15時~、参加無料、予約不要)。

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