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神戸市垂水区が舞台の短編映画「桜」、元町映画館で上映

「桜」の吉田勝二監督(左)と「第六感」の衣笠竜屯監督(右)

「桜」の吉田勝二監督(左)と「第六感」の衣笠竜屯監督(右)

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 神戸・モトコー2番街にあるアートスペース「プラネットEartH(アース)」(神戸市中央区元町高架通)の宮崎みよしさん初主演短編映画「桜」が4月1日から、ミニシアター「元町映画館」(元町通4、TEL 078-366-2636)で上映される。

「桜」「第六感」フライヤー

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 同作品は、1989年創立の自主映画団体「神戸活動写真倶楽部港館」に所属する垂水区在住の吉田勝二さんが監督を務めるもの。2015年3月~5月、主に神戸市垂水区を舞台にロケを敢行。昨年4月に初めて「淀川文化創造館 シアターセブン」(大阪市淀川区)で発表し、多くの観客から好評を得た。

 ロケ地は垂水区にある吉田監督の実家をはじめ、水道筋商店街の玩具店「モリショップ」(昨年閉店)、赤ちゃん役・武安鞠ちゃんの甲子園にある実家の武安家など。初主演となる宮崎みよしさん(NPO法人リ・フォープ代表)は、同アートスペースを主催するモトコープロジェクト実行委員会の事務局長を務めている。

 同じく垂水区を舞台に撮影された衣笠竜屯監督(「神戸活動写真倶楽部港館」代表)による「第六感」も同時上映。今回の作品2本は脚本家・石田大明さんによる企画の第1弾となる。

 「制作のきっかけは、衣笠監督から『吉田くん向きの脚本がある』と、自作の桜の脚本の監督を探していた石田さんを紹介されたこと。初めて脚本を読んだ時に、普遍的なテーマと簡潔なすがすがしさが胸に響いた」と吉田さん。「佐野洋子さんの舞台をプラネットEartHにたまたま見に行った日に、店のカウンターにいた宮崎さんと観客として来ていた知人の武安都さんのおなかにいた赤ちゃん役の鞠ちゃんと出会い、難航すると思われた2つの役がその日のうちに決定。脚本については、石田さんと1年間、粘り強く打ち合わせをし、好運、良縁続きのとても幸せな撮影となった」と明かす。

 上映時間は13時10分~(2本上映、各30分)。前売り券は1,200円。連日、舞台あいさつを予定する。4月7日まで。

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