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土佐清水市の修学旅行生、神戸で地元名物「カツオのたたき」堪能

土佐清水市立清水中学校の生徒が修学旅行で神戸にある地元の郷土居酒屋「土佐清水ワールド 生けすセンター」に来店

土佐清水市立清水中学校の生徒が修学旅行で神戸にある地元の郷土居酒屋「土佐清水ワールド 生けすセンター」に来店

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 神戸・三宮にある高知県土佐清水市のアンテナショップ&郷土居酒屋「土佐清水ワールド 生けすセンター」(神戸市中央区北長狭通1、TEL 078-321-1034)に5月19日、土佐清水市立清水中学校の生徒が訪れた。

「かつおの藁(わら)焼き定食」

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 同店は、地方活性化型飲食店を20店舗展開するワールド・ワン(下山手通2)が土佐清水市と連携協定を結び展開。魚類を生きたまま運ぶ活魚車を導入することで土佐清水の活魚を提供している。

 今月16日~19日の3泊4日、修学旅行で神戸を訪れていた同校約100人の生徒がランチタイムに来店。地元のカツオを使った「かつおの藁(わら)焼き定食」を堪能した。遠く離れた神戸で地元の名物を食べた生徒らは、「地元で食べる味と同じ」と満足そうに笑顔を見せていた。

 今回の来店は、「地元の名物がどのように他府県で流通し提供されているかを知ってほしい」「料理を食べることで魚類を生きたまま運ぶ技術を実際に体験してほしい」「郷土料理の素晴らしさを再確認してほしい」という学校側の思いから実現したという。

 同社広報担当の梶原彩さんは「当社は『食によって、郷土と地域をつなぐ』ことをモットーに運営しているが、普段は郷土のおいしい食材を神戸の方にお届けすることに意識が行きがちになっている。郷土の方にも地元の素晴らしい食材が、どのように提供されるかをご覧いただき、意見をお伺いする機会を頂けてうれしい」と話す。父親が同社に鮮魚を送っているという生徒もいたといい、「ご自身のお父さまが出荷した食材を使ったランチを皆で食べる感動も味わっていただけたのでは」とも。「食を通して土佐清水市を知っていただき、行ってみたいと思っていただくことを目指している。今後も生産者の方と一緒に盛り上げていきたい」と意気込む。

 営業時間は、11時30分~14時、16時30分~24時(土曜・日曜・祝日は11時30分~24時)。

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