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神戸・三宮本通商店街でグリーンマーケット 子ども店員が接客

「グリーンマーケット」で初の「子ども店員」を採用し、子どもたちが接客販売を行う。

「グリーンマーケット」で初の「子ども店員」を採用し、子どもたちが接客販売を行う。

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 神戸の三宮本通商店街(神戸市中央区三宮町2)で7月9日、緑一色に装飾して野菜販売を行う「グリーンマーケット」が開催される。主催は三宮本通商店街振興組合。

グリーンマーケットの様子

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 三宮と元町の間に位置する同商店街は、「いくたロード」と「トアロード」を東西に結ぶ最も南側にある商店街。グルメからファッション、日用品までのさまざまな業種の約50店舗が並ぶ。

 グリーンマーケットは、当日朝に採れた新鮮な野菜や飲食店などで見かける珍しい野菜など、色とりどりの野菜を販売する定期市。3年後を目標に「緑と人に優しい商店街」を目指し、「キッズ&ファミリー」を対象にグリーンをテーマカラーとした「MIDORI PROJECT」を今年1月に発足。裏通りにある同商店街を「緑に彩る日」というコンセプトの下、さまざまな企画を展開している。

 「MIDORI PROJECT」の一環でスタートした同イベント。4回目となる今回は、新たな試みとして「子ども店員」を採用。野菜の産地や種類などを学び、接客を体験することで食育などにつなげることを目的に、子どもたちが夏野菜の接客販売を行う。出店は、木村商店、いちじま丹波太郎(野菜販売)。

 イベント限定で、同商店街の各店舗がグリーンにちなんだ商品の提供やキャンペーンも実施し、商店街全体を盛り上げるという。

 三宮本通商店街振興組合の理事・熊野紀彦さんは「来街者にとって、優しさと元気を与えられる商店街になればと三宮本通商店街の名称から『み・ど・り』の三文字(さんの『み』やほん『ど』お『り』)を掲げ、『癒やし』と『人を元気にする』カラーとして『MIDORI PROJECT』を発足した。緑でいっぱいの商店街を目指して、まずはグリーンマーケットからスタートし、現在『商店街緑化』を計画中。『来街者とのつながり』や『近隣商店街とのつながり』を大切にしつつ、神戸全体の活性化につながることを願っている」と話す。

 開催時間は13時~16時。

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