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三宮「ナガサワ文具センター」が130周年-記念で蒔絵万年筆販売

高級万年筆「蒔絵螺鈿(まきえらでん)『神戸夜景』」(16万8000円)

高級万年筆「蒔絵螺鈿(まきえらでん)『神戸夜景』」(16万8000円)

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 神戸のジュンク堂書店三宮店3階に本店を構えるステーショナリー専門店「ナガサワ文具センター」(神戸市中央区三宮町1、TEL 078-321-4500)が5月15日、130周年を迎える。

ナガサワ文具センター店舗外観

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 1882(明治15)年に創業し、神戸市葺合区(現在の中央区)の日用雑貨商・長澤紙店として出発した同店。当時は、筆、墨、和紙、ちり紙のほか、通い帳と呼ばれる「お茶屋」が使っていた水揚帖、当座帖、売上帖など今で言う売上台帳のようなものを取り扱っていたという。

 現在は、ステーショナリー、IT関連用品、カルチャー関連用品などを取り扱っており、「ステーショナリーを通じて文化と環境の向上に貢献する」を理念に神戸・明石・大阪で6店を展開する。

 130周年記念商品として、職人が手作業で一本一本仕上げたという高級万年筆「蒔絵螺鈿(まきえらでん)『神戸夜景』」(16万8,000円)を限定20本用意。本体のベースは適度な重量感がある黄銅仕様に金粉蒔藍色漆塗り仕上げを施し、その中は貝による精密螺鈿で仕上げた。ペン先は18Kで、クリップをはじめ金属部は全てゴールド仕上げにした。3月10日より予約受け付けを始め、5月中旬の納品を予定する。

 同店商品開発室の竹内直行室長は「神戸は阪神・淡路大震災により甚大な打撃を受けたが粘り強くここまで歩んできた。これを機に本格的に復興しつつある『時を忘れるほど美しい神戸の夜景』を一本の万年筆に託した。六甲摩耶山からの宝石をちりばめたような『1000万ドルの神戸の夜景』をパイロットコーポレーションの高度な蒔絵技術により、螺鈿で再現した記念すべき特別な1本に注目いただければ」と話す。

 営業時間は10時~21時。

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