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神戸ハーバーランドで父の日に「こうべイクメンの日」 体験型ワークショップも

昨年開催の様子。左から実行委員長の藤井淳史さん、副実行委員長の佐久間健さん

昨年開催の様子。左から実行委員長の藤井淳史さん、副実行委員長の佐久間健さん

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 神戸ハーバーランド「umie SOUTH MALL」(神戸市中央区東川崎町1)1階とセンターストリートの特設会場で「父の日」の6月17日、市民参加型イベント「こうべイクメンの日2018『つなぐ・つなげる・つながる』」が開催される。主催はこうべイクメン実行委員会、共催は神戸市。

実行委員長の藤井淳史さん

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 同実行委員会は2010年より、「子育ては地域社会で行うもの」という考えから育児に関わる全ての男性を「こうべイクメン」と定義。男性の育児参加と地域ぐるみで子どもに関わることを推進してきた。2011年から男女共同参画推進事業の一環として、市民参画推進局男女共同参画課(現 男女活躍勤労課)と共催で同イベントを開催。2013年から行っている同イベントは、延べ6000人を超える市民が参加し、地域で子どもに関わるきっかけづくりを行ってきた。

 地域や家族とのつながりを子育ての観点から考える機会を設ける取り組みを続けていく中で、委員会メンバーもPTA会長や消防団、認知症サポーター、行政のアドバイザーなどさまざまな地域活動で活躍。「毛利マーク」(三宮町2)社長で同実行委員長の藤井淳史さんは自ら「こうべイクメン」を実践し、「自分自身が関わることで、コミュニティー活動の重要性や課題を再認識している」という。

 同プロジェクト始動から9年目を迎える今年は、体験型のワークショップをスタンプラリー形式で展開。参加することで子どもたちをはじめ、保護者にも地域参加のきっかけづくりを提供する。神戸市男女活躍勤労課と同実行委員会のコラボレーション企画として、男女共同参画について親子で考えるカルタづくりを行う。完成したカルタは、市民が家庭や職場に加えて地域でも活躍できるヒントを広報することを目的に10月のこうべ男女共同参画推進月間での発表も予定する。

 当日は、プロカメラマンによる家族写真撮影会、消防車展示・消防団広報、救命救急体験なども展開。日本初のアカペラグループ「チキンガーリックステーキ」、防災大学院生でボイスパーカッション担当のKAZZさんと防災士でボーカル&ギター担当のシンガー・ソングライター石田裕之さんによる音楽ユニット「Bloom Works(ブルームワークス)」のライブも行う。

 開催時間は10時~16時30分(予定)。参加無料。

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