UCC上島珈琲株式会社(本社/兵庫県神戸市、資本金/10億円、社長/芝谷博司、以下UCC)は、ハワイ島にある直営農園「UCCハワイコナコーヒー直営農園」で栽培され、発酵によって豊かな風味を引き出す精製※1プロセス“アナエロビコ”※2を採用したハワイコナコーヒーを、UCC公式オンラインストアとUCCグループが直営で展開するコーヒー豆挽き売り業態「UCCカフェメルカード」等全国18店舗にて、8月14日(木)より販売します。日本での年に1度の販売が、今年も実現しました。
※1 精製…収穫したコーヒーの実の外側の部分を取り除き、焙煎前の生豆(なままめ)と呼ばれる状態にする工程のこと。生産地により、水洗式(ウォッシュド)と非水洗式(アンウォッシュド/ドライ)があり、精製方法の違いが味わいにも影響する。
※2 アナエロビコ(アナエロビックファーメンテーション)=「嫌気性発酵」はワインの醸造で使われる手法のこと。密閉して空気に触れさせず、無酸素状態で嫌気性の微生物のみによる発酵で風味を形成する。
UCCグループは、一人でも多くの人においしいコーヒーを届けたい、という創業精神のもと、コーヒーの栽培から原料調達、研究開発、製造加工、流通、販売に至るまで、コーヒーに関わるバリューチェーン全体をグローバルに事業展開しています。「より良い世界のために、コーヒーの力を解き放つ。」をパーパスに掲げ、コーヒーの新たな可能性を追求し、生産国では、ジャマイカ、ハワイでの直営農園経営や各産地での環境保全活動、農家の栽培支援を行うなかで、今までにないコーヒーの価値創造にチャレンジするべく、新たな品種の育生や新たな精製に挑戦し続けています。
今回販売するハワイコナコーヒーの“アナエロビコ”は、2017年より直営農園でコーヒーの価値創造へのチャレンジの一環として取り組んでいる、発酵プロセスを加えたコーヒー豆の精製方法です。“アナエロビコ”は、コーヒーと酵母の力だけで、自然に新しい風味を引き出すことができるのが特長ですが、温度や湿度、熟成時間によって風味が大きく変わることから、手作業での丁寧な管理が求められ、大量に作ることはできません。UCCのこれまで培ってきた加工技術を駆使しこの発酵プロセスを加えたことで、ハワイコナコーヒー自体が元々持つ豊かな酸味やコクはそのままに、その酸味と調和する形で熟れた果実の風味が感じられるように仕上がりました。今年も日本での年に一度の販売が実現しましたので、ぜひご堪能ください。
アナエロビコの精製過程の様子。空気に触れないように密閉し、無酸素状態にする(左)その後、天日干しで乾燥させる(右)
■『UCC直営農園 ハワイコナ アナエロビコ』 詳細
【『UCC直営農園 ハワイコナ アナエロビコ』の3つのポイント】
1.直営農園産であること
1989年にアメリカ・ハワイ州最大の面積を誇るハワイ島の西部に位置するコナ地区に開設した「UCCハワイコナコーヒー直営農園」。標高460m付近にあり、農園の総面積は約16ヘクタール(東京ドームの約3.5倍)、植付面積は約9ヘクタール(約18,800本)で、ハワイコナコーヒーの品質を栽培段階から追求し、サステナブルな農業を実験的にチャレンジする重要拠点になっています。
栽培においてはこまめに手入れ(剪定・除草など)され、収穫は人の手によって一粒一粒、大切に摘み取られます。直営農園の収穫量は限られ、現地での販売が大半を占めるため、日本国内での販売機会は非常に限られています。
2.希少性
ハワイコナコーヒーは、ハワイ島西部のコナ地区という限られた地域でのみ栽培されたもので、生産量が非常に限られていることから、世界的にも希少価値の高いコーヒーとして知られています。そのコナ地区にあるUCCの直営農園の収穫量は、年間約4.5トンであり(※収穫量は年によって変動)、さらにアナエロビコ製法は、手作業での丁寧な管理が求められるため、生産できる量が非常に限られ、希少性が高くなっています。
3.ハワイコナでは珍しいアナエロビコ製法
「発酵」で引き出された豊かなフレーバー。口に含んだ瞬間の華やかな風味が印象的で、アプリコットやライチのようなフルーティーな風味、また温度が下がると柔らかな甘さが続きます。口当たりスムースでバランスよいコーヒーをお楽しみください。
【製品情報】
・品名:『UCC直営農園 ハワイコナ アナエロビコ』
・販売開始日:8月14日(木) ※数量限定。なくなり次第販売終了
・販売場所:UCC公式オンラインストア https://store.ucc.co.jp/
コーヒー豆挽き売り業態『UCCカフェメルカード』17店舗、『カフェノバール』1店舗
計18店舗
・価格:100g 7,560円(税込)
※公式オンラインストアではジュートバッグ付き(写真)、
送料無料
※挽き売り業態では、パッケージが異なります。
・味覚特長:口に含んだ瞬間の華やかな風味が印象的。
アプリコットやライチのようなフルーティーな風味と柔らかな甘さを楽しむコーヒー
■ハワイコナコーヒー製品の取り扱い例
※直営農園産ではありません。またアナエロビコではありません。
●「UCC公式オンラインストア」で販売中のハワイコナコーヒー製品 (一例)
・ヒルス ハーモニアス ハワイコナブレンド 110g (粉)
・ヒルス ハーモニアス ハワイコナブレンド ワンドリップコーヒー 1杯分
・UCC ハワイコナブレンド ワンドリップコーヒー 12g
・UCC MOUNTAIN MIST ハワイコナ 200g(豆)
※在庫状況は、サイトにてご確認ください。
●「UCCカフェメルカード」で取り扱うハワイコナコーヒー (一例)
・『ハワイコナ100%』(税込5,940円/100g)
※販売していない店舗一部あり。
■UCC直営農園「UCCハワイコナコーヒー直営農園」について
1989年にアメリカ・ハワイ州最大の面積を誇るハワイ島の西部に位置するコナ地区に開設した「UCCハワイコナコーヒー直営農園」は、火山であるフアラライ山の裾野、標高460m付近にあり、現在の農園の総面積は約16ヘクタール(東京ドームの約3.5倍)、植付面積は約9ヘクタール(約18,800本)で、ハワイコナコーヒーの品質を栽培段階から追求し、主にティピカ品種を栽培しています。世界のコーヒー生産地に比べアクセスしやすく、見学もしやすいことから、農園見学、焙煎体験、収穫体験ツアーを実施するなど観光農園としての役割も担っています。併設する売店では、直営農園産かつ農園内で焙煎したコナコーヒーや、オリジナルのチョコレート菓子、コーヒーの麻袋を使ったオリジナルバッグなどのグッズも取り揃えています。
また、地元の様々なイベントにも協力し、生産者の人々との交流を深め、コーヒー産業の発展に貢献しています。
■関連URL
・農事調査、直営農園:https://www.ucc.co.jp/company/coffeebusiness/estates.html
・UCCハワイコナコーヒー直営農園:
https://www.ucc.co.jp/company/coffeebusiness/hawaii.html
・UCCのサステナビリティ(UCCハワイコナコーヒー直営農園):
https://www.ucc.co.jp/company/sustainability/hawaii/
・UCC Hawaiiホームページ:https://ucc-hawaii.com/
・UCC Hawaiiオンラインショップ:https://webshop.ucc-hawaii.com/ja
・UCC COFFEE TRIP Hawaii:https://youtu.be/8eUMoECQjcM
・UCC公式オンラインストア:https://store.ucc.co.jp/
・UCCカフェメルカード:https://www.ufs.co.jp/brand/cmc/
【本件に関する一般のお客さまからのお問い合わせ先】
UCC上島珈琲株式会社 お客様担当
TEL:078-304-8952
WEB:https://www.ucc.co.jp/customer/
【ご注文に関する一般のお客さまからのお問い合わせ先】
UCC 公式オンラインストアお問い合わせフォーム:https://store.ucc.co.jp/apply.html?id=APPLY1
○取り扱い店舗一覧(コーヒー豆挽き売り業態「UCCカフェメルカード」17店舗、「カフェノバール」1店舗 計18店舗)
「UCCカフェメルカード」・「カフェノバール」は「MEET YOUR BEANS~私好みのコーヒーに出会う場所~」をコンセプトに、UCC直営農園産のコーヒーやコンテスト入賞ロット、農園やエリアを指定して買い付けたコーヒー、UCCの知恵と技術を駆使して創作するブレンドコーヒーなど、良質で個性豊かなコーヒーを幅広く取り揃えています。お客さま一人一人に寄り添い、自分好みのコーヒーを見つけるお手伝いをすることで、家淹れのコーヒーの楽しさをご提供しています。
※一部店舗では、休業・営業時間変更が生じる場合がございます。
※数量限定のため、在庫については直接店舗へお問い合わせください。