フレートマンロジックス株式会社（本社：大阪府大阪市、代表取締役社長：辻本耕祐、以下「フレートマンロジックス」）は、物流とITオートメーション事業を展開する株式会社関通（本社：兵庫県尼崎市、代表取締役：達城久裕、以下「関通」）と、戦略的業務提携を締結しました。

今回の提携により、関通が中国国内で展開する倉庫拠点とフレートマンロジックスの国際輸送ネットワークを統合。小規模事業者・中小企業・中堅企業など、リソースの限られた法人顧客に向けて、輸送・通関・在庫管理を含む包括的なサプライチェーン支援を提供します。



フレートマンロジックス、関通と戦略的業務提携を締結



■ 提携の背景
国際物流を取り巻く環境は、いま大きな変革期を迎えています。

- 世界的な需給変動や地政学リスクによる輸送ルートの不安定化
- 国際輸送コストの高騰（コロナ禍以前の約2～3倍水準）
- 国内の物流人材不足と「2024年問題」による輸配送力の低下

こうした状況の中で、大企業に比べリソースが限られる中小・中堅企業は、国際物流の最適化やDX化が急務となっています。

さらに政府も「経営レベルでのサプライチェーン最適化」を推進し、CLO（Chief Logistics Officer）設置を促すなど、企業規模を問わず物流戦略の高度化を求めています。

今回の提携は、こうした社会・市場の要請に応え、法人顧客が安心して国際取引を継続・拡大できる仕組みを構築するものです。



イメージ画像：中国上海の倉庫





協業のポイント
本提携は「W倉庫 × W専門性」を軸に、両社の強みを掛け合わせています。

1. 倉庫連携による一貫輸送
日本国内倉庫（関通）＋中国倉庫（保税区含む）を接続。在庫保管から通関・配送までワンストップ対応。

2. 輸送機能の拡充
海上輸送・航空輸送に対応。FCL（コンテナ単位）、LCL（混載便）、国内配送まで柔軟に対応。

3. 通関・貿易支援
両国での通関手続きや書類業務を簡素化。中小企業が直面する人員負担やリードタイムを軽減。

4. DX推進
オーダー管理システム、電子書類、在庫トレーサビリティを導入。「見える化」と「属人化排除」により持続可能な物流基盤を提供。



イメージ画像：中国青島の倉庫



対象顧客
本サービスの中心ターゲットは以下の法人顧客です。

- 小規模事業者
- 中小企業
- 中堅企業

製造業・卸売業・小売業など、国際調達や輸入を行う幅広い業種を対象としています。専任の物流部門を持たずとも、専門性の高い国際物流サービスを手軽に利用できる「法人の味方」として支援します。

中期目標
両社は、5年間で輸入貨物年間10万件の取扱いを目指します。

単なるコスト削減にとどまらず、中小規模法人にとって「使いやすく、透明性のある国際物流サービス」を確立し、長期的な物流パートナーとしての価値を高めます。

未来展望
両社は今後さらに以下を進めます。

- 中国全土および東南アジアにおける倉庫ネットワーク拡大
- 日本国内法人顧客への直接配送スキームの強化
- 在庫可視化や自動化を可能にする次世代物流管理システムの共同開発

これにより、在庫過剰や不足による機会損失を防ぎ、キャッシュフロー改善や人手不足解消を支援。物流を「単なるコスト」から「企業成長の推進力」へと変革します。




戦略的業務提携の未来展望



■株式会社関通について
会社名　：　株式会社関通
代表者　：　代表取締役　達城久裕
本社住所　：　〒660-0857　兵庫県尼崎市西向島町111-4
事業内容　：　配送センター代行業務を中心とした物流サービス・システムの販売
URL　：　https://www.kantsu.com/


■フレートマンロジックス株式会社について
会社名　：　フレートマンロジックス株式会社
代表者　：　代表取締役社長　辻本耕祐
本社住所　：　〒541-0048 大阪府大阪市中央区瓦町3丁目4-7 KCビル6F
事業内容　：　東アジア・ASEANの国際物流を一元管理するフォワーディングサービス
URL　：　https://www.freightman-jp.com



本件に関するお問い合わせ先
フレートマンロジックス株式会社
広報担当：山田俊哉
Email: marketing@freightman-jp.com
Tel: 03-6824-5885
東京支店：〒100-0006 東京都千代田区有楽町1丁目2-2 東宝日比谷ビル9F