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神戸「アシックススポーツミュージアム」でキッズチャレンジ-開館3周年で

7月2日に3周年を迎えた「アシックススポーツミュージアム」の猿渡和弘館長(右)

7月2日に3周年を迎えた「アシックススポーツミュージアム」の猿渡和弘館長(右)

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 7月2日に3周年を迎えた「アシックススポーツミュージアム」(神戸市中央区港島中町7、TEL 078-303-1329)で7月21日、開館3周年記念イベント「アシックス キッズフェア」が開催された。

「キッズスポーツチャレンジ」の様子

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 当日は、3歳~小学6年生の子ども150人が参加し、走力、投力、調整力、キック力の4種目を測定する「キッズスポーツチャレンジ」が行われた。全国から集めた1万人以上の測定値を基に、参加者の月齢に応じて運動能力レベルを分析。成績優秀だった子ども34人に同社特製金メダルが贈呈された。

 同館は、同社創業60周年の記念事業として3年前から一般公開を始めた企業博物館。創業哲学である「健全なる身体に、健全なる精神があれかし」をコンセプトに掲げ、スポーツを通じた青少年育成による地域貢献や同社事業活動の理解促進、スポーツ文化継承、スポーツ振興、スポーツ人口の増加を目的に設立された。

 広さ約450平方メートルの1階「アスリートフィールド」には、138インチの大型ディスプレーと連動したLED速度体感システムを備え、陸上競技各種目の世界記録などのスピードに合わせて光が走ることでトップアスリートのパフォーマンスを体感できる。

 2階「ヒストリーフィールド」には、「吸着盤型バスケットシューズ」(1953年)、マラソンシューズ「マジックランナー」(1959年)など同社の歴代製品のほか、「東京国際マラソン」(1983年)で優勝した瀬古利彦選手、シドニー五輪・女子マラソン金メダリストの高橋直子選手、ロンドン五輪・陸上女子短距離代表の福島千里選手などの契約選手使用製品を展示し、企業理念や歴史を紹介。「本人の希望で、軽さのみを追求した」というイチロー選手が公式戦で使用した歴代のスパイクも紹介。425グラムの重さから始まったスパイクは、現在230グラムまで軽量化したという。

 同館館長の猿渡和弘さんは「3周年を迎え、6月末で約4万人の方に来館いただいた。当初、期待していた小さいお子さまの来館は、この3年間の呼び掛けで年々増えている。トップ選手の名声を肌で感じることで、トップアスリートを目指す夢を持った子どもたちが増えてほしい」と話す。「リピーターも増え、これからも館内に新しい変化をつけ、鮮度を維持していきたい」とも。

 開館時間は10時~17時。入館無料。日曜・月曜・祝日・夏季休暇・年末年始は休館。

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