神戸の三宮・元町・北野・旧居留地かいわいの飲食店で10月5日、大人の食べ歩きイベント「神戸バル・ウィーク2012 A/W」が始まった。
神戸の都心エリアで飲食業を営む個人事業主らが発起人となり、企業と実行委員会を立ち上げ企画・運営。「神戸らしい食を提供する店を何軒も巡って、神戸らしい時間を過ごしていただくこと」を趣旨に2009年9月から年1回開催。今春開催時に参加客が延べ3000人と好評だったため、新規15店を含む43店で今秋も開催することになった。実行委員長は、初開催からイベントに参加し経緯や趣旨をよく知る「Quartier Latin(カルチエ ラタン)」(神戸市中央区下山手通2)店主の前田典俊さんが務める。
期間中、スペインをはじめ、イタリア、フランス、インドなどさまざまなジャンルの料理店が参加し、各店が開催に合わせて期間限定メニューを提供。参加店にはスタンプを置き、スタンプラリーで3~6店のスタンプを集めた参加者には協賛企業や参加店からのグルメ賞品などが抽選で当たる。
今回、特賞に「パルケエスパーニャ宿泊&入場券(ペア)招待券」を用意するほか、参加店を全店巡った先着2人に限り「コンプリート賞」も設ける。スタンプ台紙は「神戸バル・ウィーク パスポート」と名付け、店のガイドマップとしても活用できる。
同実行委員でもあり、日本で一番古いスペイン料理店「カルメン」(北長狭通1)店主の大橋愛由等さんは「このイベントを楽しみにしているというお客さまが増えており、店側も新しいお客さまと出会うことができワクワクする1カ月になる。この期間をお客さまと参加店の皆さんに楽しんでいただきたい」と話す。
ガイドマップ兼スタンプ台紙は参加店や市内の観光案内所で配布している。11月4日まで。