神戸・元町高架下にあるアートスペース「プラネットEartH(アース)」(神戸市中央区元町高架通)内のギャラリー「Pocket美術函モトコー」で現在、「プラネットEartH スタッフ展~カフェの裏メニュウ~」が開催されている。
同アートスペース併設のカフェをサポートメンバーとして手伝う作家の作品を展示・販売する同展。「たまには爆発しよう!」をテーマに「次へ進むエネルギーを込めた作品」(同スペースの宮崎みよしさん)を展示する。
きくたにまりこさんや、太田かつみさんら7人の作品が並ぶ同展。中でも目を引くのが、入り口正面に展示した服部弘子さんの陶芸作品「咲く」。実物大程度の大きさで、唇を模した陶芸作品(各1,000円)を赤いパネルの上に展示している。ほかにもコラージュ作品や、ポストカードなどバラエティーに富んだ作品が並び、椅子やテーブル、床、壁を使って高さを生かした展示など、見せ方にも作家のこだわりが見える。
宮崎さんは「みんなに共通するのはクリエーターだということだけ。それぞれが好きなことをやっていて、それぞれがチャレンジしているのがいいと思う。スタッフが頑張っていないと店が廃れてしまう、スタッフが生き生きしているのが、一番大事」と話す。「元町高架下で次に何かやりたい、頑張りたい、という若者にぜひ見てほしい」とも。
開催時間は12時~19時(最終日は17時まで)。月曜定休。今月28日まで。