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「神戸電鉄 粟生線」舞台の三木市ご当地映画 神戸で上映会開催へ

映画「神さま、わたしの鉄道をまもって。~三木の紅龍伝説~」で金物職人の志染芳紀役を演じる神戸出身の俳優・水野祐樹さん

映画「神さま、わたしの鉄道をまもって。~三木の紅龍伝説~」で金物職人の志染芳紀役を演じる神戸出身の俳優・水野祐樹さん

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 神戸電鉄粟生(あお)線を題材にした三木市のご当地映画「神さま、わたしの鉄道をまもって。~三木の紅龍伝説~」の上映会が12月19日、神戸・大倉山にある多目的イベントホール「神戸ラピスホール」(神戸市中央区楠町7)で行われる。

「神さま、わたしの鉄道をまもって。~三木の紅龍伝説~」出演者たち

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 監督は小西イサオさん。「粟生線はピーク時だった1992(平成4)年ごろに比べると半分以下の利用者数になっており、経常赤字が続き存続問題を抱えている。そんな中、2018(平成30)年3月に神戸電鉄三木駅が火事により焼失したことで神戸電鉄が無くなってしまうことを沿線住民もリアルに想像したと思う。映画を通してローカル線の活性化、三木市の魅力をPRできれば」と同作品を企画・製作したという。

 コロナ禍で今年9月20日にようやくお披露目された同作品は、昨年3月~12月に撮影。出演者の一部は三木市在住者からオーディションで選び、その脇を固める俳優として神戸出身の水野祐樹さんなども出演する。

 水野さんは「地元神戸で映画を作りたいと知り合いに話したことでこの企画・製作を知った。粟生線存続危機などの話を聞き、微力ながら力添えしたいと参加した。主演の髙井佑美さんと江川裕樹くんのまっすぐでハツラツとした姿をぜひスクリーンで見てほしい。僕は『金物のまち』といわれる三木市の金物職人役で実際に刃物を研いでいる。不慣れな中での刃物に柄を付ける演技は温かく見守っていただけたら」とほほ笑む。「コロナ禍で打ち上げパーティーの中止や上映会延期などもどかしい部分もあった」とも。

 当日は市のガイドラインに従い、マスク着用、体調チェック、手洗い、アルコール消毒などの新型コロナ感染予防対策を行う。定員は通常より少ない各回80席にする。水野さんも登壇する予定。

 昼の部=13時開場、14時開演、夕方の部=16時10分開場、17時10分開演。料金は、大人=1,000円、18歳以下=500円(全席自由席)。予約はイベント管理サービス「Peatix」で受け付ける。

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