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阪神・淡路大震災テーマの自主映画「れいこいるか」 元町映画館で上映へ

阪神・淡路大震災テーマの自主映画「れいこいるか」

阪神・淡路大震災テーマの自主映画「れいこいるか」

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 阪神・淡路大震災から25年の節目で製作した自主映画「れいこいるか」が8月8日から、元町商店街4丁目のミニシアター「元町映画館」(神戸市中央区元町通4、TEL 078-366-2636)で上映される。

映画「れいこいるか」場面画像

 阪神・淡路大震災で一人娘を亡くした夫婦の23年間をテーマにした同作。代表作に「つぐない」「あなたを待っています」などを持ついまおかしんじ監督が震災直後から原案を温め、震災後25年の節目を前に作品化した。

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 「今やるなら、これまでの月日を描こうと心に決めていた」といういまおか監督は、自ら神戸の街を歩き回ってロケ地を探し出し、2017(平成29)年1月から撮影を始めた。ロケ地として、神戸の下町の風情が残る長田区の路地裏や酒店など、等身大の神戸を象徴する「震災前から残る風景」を選んでいる。

 公開に向けて、いまおか監督は「震災という大きな歴史の陰に隠れがちな、人びとの悲しみと喜びに思いをはせてほしい」と話す。

 同作で黒板勇樹役を演じた神戸市出身で俳優の上野伸弥さんは「阪神・淡路大震災の当時、私は4歳でちょうど物心がついたころ。はっきりしないながらも一番古い恐怖の記憶だと思う。自分の人生は震災後の日々そのものなのではないかという意識があり、どう無意識であろうとしても切っても切り離せないもの。生きてきた時間の中で遠くの場所、近くの場所、さまざまな大きな出来事と出会い、小さな心の変化から生活そのものの変化まで経験してきている。どれだけ見て見ぬふりをしようとしても自然とついてくるものだと思う。はじめて『れいこいるか』の脚本を読んだときにそう思い、『これは絶対に出演したい』と思った。自分の意識と積み重なっているような気がした。かねて、いまおかしんじ監督の作品は好きでよく見ているが、どんな人たちも突き放すことなくそこにいるままを撮っているような視線が今作でもふんだんに出ていて『あぁ、こういう映画、ずっと見ていたい』と思った」と話す。

 8月9日・15日の上映後には舞台あいさつを行う。登壇者は、9日=いまおか監督、主演の武田暁さん、出演者の河屋秀俊さん、西山真来さん、15日=いまおか監督、出演者の田辺泰信さん、上野伸弥さん。

 上映日時は、8月8日~14日(12時40分~)、15日~21日(17時20分~)、22日~28日(14時20分~)。料金は、一般=1,700円、60歳以上=1,200円ほか。