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フェリシモ×防災音楽ユニットがコラボ 防災の日に「防災リュック」発売

水彩画調の優しい花柄デザインに仕上げた「毎日防災リュック」

水彩画調の優しい花柄デザインに仕上げた「毎日防災リュック」

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 神戸の通販会社「フェリシモ」(神戸市中央区浪花町)のファッションブランド「Live in comfort(リブインコンフォート)」が9月1日の防災の日、防災音楽ユニット「Bloom Works(ブルームワークス)」とのコラボで「毎日防災リュック」を発売した。

防災音楽ユニット「Bloom Works(ブルームワークス)」

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 防災大学院修士号取得者でボイスパーカッション担当のKAZZさんと、防災士でボーカル&ギター担当のシンガー・ソングライター、石田裕之さんによる同ユニットは、「音楽で防災を身近にしていき、笑顔の花を咲かせる」ことをテーマに、神戸から全国へ向けて音楽活動を展開している。

 昨年4月6日に音楽を通じた防災・減災の啓発を目的に行うフェス「BGM(ビージーエム)スクエア」を初開催したほか、9月16日には防災ファッションショーなどを取り入れた「BGM SEED」を開催。11月には、2004(平成16)年と2005(平成17)年に発生し、22万人の犠牲者が出たスマトラ沖地震の被災地を訪問取材し、伝承歌「ナンドン・スモン(SMONG=シムル語で津波を意味する)」の伝承者との音楽セッションも実現させている。

 リブインコンフォートが行った防災に関するインターネット調査では、「普段から防災グッズを持ち歩いていない」という人は85%。外出時に被災した際、家まで帰れる「最低限の備え」を持ち歩くことが大切と考え、防災リュックの製作に乗り出した。「これは『減災』という視点でかなり大事なことで、例えば携帯のバッテリーやばんそうこう、常備薬など毎日持ち歩くのにおっくうにならない程度のものを入れておくのが大事」とKAZZさん。

 同調査で97%の人が「防災リュックにおしゃれなイメージが無い」と回答。外出先であると便利な防災グッズを持ち歩くための工夫を施すだけでなく、もしものときにも気分が上がるような普段使いもできるリュックサックにしたいという「Bloom Work」の思いから、いつでも持ち歩きたくなるような水彩画調の優しい花柄デザインに仕上げたという。

 リュックサックは荷物を分けて収納できる2部屋仕様で、整頓しやすいよう仕分けポケットも。前面には反射テープが付いており、夜道の歩行をサポートする。中にあるスナップ付きのポケットは取り外してストラップを付けるとサコッシュとして利用可能。付属のネームホルダーには連絡先や集合場所を書いて入れておくことができる。表地は撥水(はっすい)加工が施され、背面はメッシュ素材。キャリーバッグに取り付けることもできる。

 KAZZさんは「『防災に彩りを』の観点からずっとフェリシモの皆さんと打ち合わせを重ねてきた。僕らの防災の知見が詰まった革新的なリュックになった」と話す。

 石田さんは「防災の日。みんなが普通に防災を話題にできる、そのきっかけになるようなかわいいリュックが誕生した。『そのリュックかわいい!』『やろ?実は防災リュックやねん』『え?なにそれ?』みたいな会話に花咲きますように」とほほ笑む。

 価格は5,900円。フェリシモ定期便の商品を1点以上同時に注文すると、特別価格(3,900円)で購入できる(以上税別)。詳細はリブインコンフォートのホームページで確認できる。

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