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神戸・王子公園に立ち飲みバル「つかのま」 水曜限定で営業

店主の川満俊さんとスタッフの藤山楓さん

店主の川満俊さんとスタッフの藤山楓さん

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 立ち飲みバル「つかのま」が神戸市灘区水道筋にオープンして2カ月たった。

立ち飲みスタイルで自然な会話が生まれる店内の様子(写真提供=つかのま)

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 ソムリエ資格を持つ店主の川満俊さんが王子公園のシェアキッチン「SoWelu(ソエル)」を間借りし、週1回、水曜に営業している同店。「立ち飲みだと自然と人が動いて、ごちゃ混ぜになる」ことから立ち飲みスタイルを採用し、「普段出会わない人同士が、たまたま隣にいることで会話が始まる」ことを狙っているという。

 これまで、週ごとに「ワインの日」「日本酒の日」を設け、酒にゆかりのあるゲストを招くなどの取り組みを行ってきた。フードメニューは、その日の酒との相性を考えて毎回川満さんが用意。これまで、塩とシソだけで漬けた梅干しを使った「梅きゅうり」、「油そうめん」、神戸市西区でとれた玉ねぎを使った「とろとろ新玉ねぎ 香草パン粉焼き」などを提供した。

 川満さんは「同じ食材や人がそろうことはなく、毎回違った出合いがある。その時かぎりの『つかのま』だからこそ、味わえる空気を感じてもらえたら。今後は、すべてのメニューに産地や作り手の背景があるものを取り入れていきたい」と話す。

 営業時間は18時~22時。

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