神戸マラソンと同日の11月25日、タイムではなく体験を競うソーシャルマラソン「神戸シャルソン」が神戸かいわいで初めて開催される。主催は同実行委員会とご当地シャルソン協会。
シャルソンの始まり「東京経堂マラソン」の様子(中央がシャルソン創始者・佐谷恭さん)
シャルソンとはソーシャルマラソンの略で、「記録よりも記憶を大事にするマラソン大会」をコンセプトに開催するもの。5種目(421.95メートル~42.195キロ)設定されているがあくまで目安で、走るコースは自由。移動手段は自転車や電車でも可能。神戸市内(東灘区、灘区、中央区、須磨区、垂水区、西区、一部西宮市、芦屋市もあり)に設定された給水ポイントならぬ給ビール、給カフェ、給コワーキング、給パクチーなどの「給○ポイント」も設けられ、制限時間内に街を自由に巡り、写真を撮ってフェイスブックやツイッターにアップ。ゴール後のパーティーで、一番面白い体験をした人を表彰する。
当日は「給○ポイント」でのイベントも用意。コワーキングスペース「Cahootz(カフーツ)」(神戸市中央区多聞通2)では、持参したお気に入りの本を5分間PRし、より読みたくなった説明をした人が勝ちとなる「JellyVol.20~ビブリオバトル with 神戸シャルソン~」(14時~17時)を開催する。別途参加費500円必要(ドリンク付き)。
実行委員長の森田守さん(農園「もりたんぼ」)は「面白い人たちが全国から集まり、ほかでは味わえない神戸体験ができる。地元の人だけでなく他地域の方にも参加いただきたい」と話す。「『シャルソンって何?』『うちの地域でもシャルソンやってみたい!』という人にも体験いただければ」とも。
開催時間は11時~17時(パーティーは18時~21時)。参加費は4,000円(ランニングシャツとパーティー飲食代を含む)、パーティーのみ参加は3,000円。パーティー会場はギャラリー&レンタルスペース「集・空・間 Tio」(芦屋市)。定員は50人。申し込み締め切りは11月18日。詳細はフェイスブックページで確認できる。