![デビュー10周年で神戸凱旋大会を開催する野橋選手](https://images.keizai.biz/kobe_keizai/headline/1359076948_photo.jpg)
岩手県を拠点に活動する「みちのくプロレス」(岩手県滝沢村)が開催する「みちのくプロレス東日本大震災復興支援チャリティー大会~野橋太郎デビュー10周年地元凱旋in神戸~」が3月1日、神戸サンボーホール(神戸市中央区浜辺通5)で開催される。
会場となる神戸サンボーホール前で大会のアピールをする野橋選手
みちのくプロレスが13年ぶりに神戸で行う同大会。メーンカードは野橋太郎選手と新崎人生選手の一戦で、スペル・デルフィン選手とウルティモ・ドラゴン選手も特別参戦する。
身長159センチの野橋選手、キャッチコピーは「元祖・日本最小プロレスラー」。18歳まで神戸で過ごし、高校卒業と同時に神戸のプロレス団体「DRAGON GATE」の前身である「闘龍門(とうりゅうもん)」に入り、その後メキシコでデビュー。デビュー10周年を記念し初めての神戸凱旋大会が実現する。
野橋選手は「小学6年生で阪神淡路大震災を経験したが、そんな時もプロレスが心の支えだった。神戸で初めての試合なので、地元神戸の知り合いにも今の自分を見に来てほしい。こういう生き方があることをアピールしたい」と抱負を語る。
「岩手を含め、東日本大震災の爪跡はまだ各地に悲惨さを残している。報道される機会がどんどん減っているが、まだまだ復興が進んでいない現状があることを知ってほしい」(野橋選手)と、当日は東日本大震災の復興支援として募金活動も行う。
前売り券は、特別リングサイド(最前列)=5,000円(当日5,500円)、リングサイド=4,000円(当日4,500円)、一般自由席(ゴザシート)=3,500円(当日4,000円)、小中高生=1,000円(当日1,500円)。問い合わせは「みちのくプロレス」(TEL 019-687-2431)まで。