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神戸・元町高架下に「モトコー博物館」-商店街各店の商品展示、魅力アピール

除幕式の様子

除幕式の様子

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 元町高架下商店街のモトコー2(神戸市中央区元町高架通)内に2月9日、「モトコー博物館#183(イチハチサン)」が開館し、看板の除幕式が行われた。

「モトコー博物館#183」に展示する商品

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 古着屋や古道具屋、古時計などのアンティークショップが多く軒を連ねる同商店街。同博物館は空き店舗をショーウインドーとして利用し、個性的な各商店の街の魅力を発信していく場を実験的に設けるもの。除幕式当日は同商店街内の店舗が出品したタイプライターやアンティークの置き時計などが並んだ。

 「商店街は約1キロあるが、お客さまはなかなか端から端まで歩いてくれない。まずそれぞれの店の魅力を発信し、商品を知っていただくことが重要なのでは」(モトコーにぎわい実行委員会)と企画した同博物館には、「各商店秘蔵、いち押しの商品」を展示する。どんな商品を扱っているか、その店がどこにあるのかを「利用客の通行量が多い」(同)モトコー2に開設することで、それぞれの店に案内する狙い。

 除幕式当日は國府理さんの作品「Drum Car」を展示し、パーカッション奏者・小幡亨さんの演奏も披露。神戸東町待合楽団とチンドン屋「神大モダン・ドンチキ」による、同商店街のイメージソング「モトコーを歩こう!!」の演奏も。除幕の瞬間にはギャラリーから大きな拍手が上がる場面も見られた。

 同実行委員会の宮崎みよしさんは「モトコーを訪れた人に魅力を伝えられる場所にしていきたい。博物館がオープンしたことで、店主の皆さんにも自分の店に誇りを持っていただくきっかけになれば。相乗効果で街全体がワクワク・ドキドキしてくれたらうれしい」と話す。

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