南京町商店街振興組合(神戸市中央区栄町通1)が主催する「東洋の光の祭典『南京町ランターンフェア』」が12月3日、神戸南京町で始まる。
同フェアは南京町の冬の風物詩ともいわれるイベントで、今年で13回目の開催。メーンストリートを中心に約400個の黄色い「ランターン」が並び、暖色系の光で中国情緒を演出する。同イベントでいう「ランターン」とは、中国の祭りでよく用いられる布製の中国ちょうちんのことで、日本の「らんたん」が四角いのに比べて丸型なのが特徴だという。
フェア初日の3日17時からは南京町広場で点灯式を行い、爆竹の合図で一斉に点灯した後、神戸南京町龍獅団による獅子舞も披露する。「例年は雨が多い」(同組合)という開催初日の点灯式だが、今年は好天を迎えた。
同組合担当者は「同フェア開催期間、いつもの南京町とは全然違う雰囲気になる。広場の『あずまや』がきれいなので、来場される方にはぜひ見てほしい。点灯開始時間が早いので家族連れでも楽しんでいただければ」と話す。
点灯時間は17時ごろ~22時ごろ。今月28日まで。