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神戸・オリバーソースが新商品「しょース」-「しょうゆもろみ」加え新ソース

「しょース」と「おしょースさん」を手に笑顔を見せる道満社長

「しょース」と「おしょースさん」を手に笑顔を見せる道満社長

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 「どろソース」で知られる「オリバーソース」(神戸市中央区港島南町3)が3月1日、「醤油風味のあっさりお好みソース しょース」を発売した。

新商品「しょース」

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 今年3月で創立90周年を迎える同社が記念商品として発売。丸大豆しょうゆを使い、「しょうゆもろみ」でうまみを加え、隠し味に「どろソース」を加えた「香ばしいしょうゆ風味のお好みソース」に仕上げた。

 「卵かけご飯」や「ブリの照り焼き」、「鳥そぼろ」などに合わせられるという同商品。発売前に報道や同社サイトで同商品を知った消費者から「これに使ったら?」と「アドバイス」の問い合わせも寄せられ、販売前にもかかわらず小売店から追加注文があるなど、「これまでの商品にないほどの事前期待を感じた」(同社総務課の津田朝徳係長)という。

 しょうゆとソースをもじったネーミングは、子どもから大人までインパクトがあって覚えやすくイメージしやすいようにと名付けた。同社フェイスブックやサイトで同商品をPRする愛らしいキャラクター「おしょースさん」も商品パッケージに登場する。

 同社の道満雅彦社長は90周年を振り返り、「神戸大空襲や阪神淡路大震災など、大変なこともたくさんあった。大震災では商品の出荷が2年半にわたりストップしたが、現在ようやく震災前の売上高まで回復できた。よく90年もやってこられたと思う」と話す。「当社は1923(大正12)年にしょうゆを製造する『浪速醸造』からのれん分けで立ち上げた会社。『しょース』が生まれたのはある意味必然的なこと。『しょうゆ派』と『ソース派』に加えて『しょース派』を作りたい」と笑顔を見せる。

 スーパーなどで販売し、360グラム入りで希望小売価格は250円。初年度の売り上げ5,000万円を目指す。

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