パークアリーナ小牧（愛知県小牧市）でJBL2（日本バスケットボールリーグ2部）のプレーオフ決勝が行われた3月24日、試合直後の「兵庫ストークス」選手らが参加するファン交流会「フープナイト」が神戸のスポーツバー「SPORTERREA（スポルテリア）」（神戸市中央区北長狭通2）で開催された。

乾杯する兵庫ストークス選手ら

　2011～12年シーズンから同リーグに新規参入した同チーム。発足当初から「2年後はチャンピオンに」と語っていた同チーム代表・田中浩一さんの公約通り、2012～13年レギュラーシーズンは27勝5敗でウエスタンカンファレンス（西地区）初優勝。プレーオフ決勝でも87-80で「レノヴァ鹿児島」を下し、リーグ加盟2季目での初優勝を果たした。

　同リーグアワードは、MVP（最優秀選手賞）を松崎賢人選手（兵庫ストークス）が初受賞。ルーキー・オブ･ザ・イヤー（新人王）に道原紀晃選手（同）、コーチ・オブ・ザ・イヤー（最優秀監督賞）にBTテーブスヘッドコーチ（同）が選ばれた。同チームは、9月に開幕するバスケットボール国内トップリーグ「NBL（ナショナル・バスケットボール・リーグ）」への参入も決まっている。

　当日、試合後すぐに愛知から神戸に戻った選手・コーチ・スタッフらが会場入り。今シーズン最後のイベントとなるこの日、多くの祝勝ムードのファンが詰め掛けた。ファンとの交流を深める中、田中さんからの優勝報告と選手らがファンに一言ずつコメント。会場からは大きな拍手が沸き起こった。

　新人王に輝いたスーパールーキーこと道原選手は「このタイミングでチームに入れたことが良かった。最初はなかなか試合にも出られず悩んだ時期もあったが、後半は自分の得意なところをアピールできて頑張れた」と話した。

　デザイナー・鈴木一泰さんとのタイアップ企画でコウノトリをモチーフにした同チーム新キャラクターも完成。現在、キャラクターの名前を公募している。申込用紙はホームページからダウンロードできる。3月31日まで。