「第3回神戸マラソン」実行委員会は4月22日、11月17日に開催される大会参加者の募集を始めた。
「感謝と友情」をテーマに、国内外に阪神・淡路大震災の経験教訓を発信することを目的として2011年から開催する同大会。1万9103人の市民ランナーが参加した昨年の第2回大会の完走率は97.6%と東京マラソン、大阪マラソンの完走率を上回り、ランナーアンケートでの「大会全体の満足度」も98.9%と前回大会を大きく上回った。
コースは前回大会と同様、神戸市役所前をスタート、明石海峡大橋(県立舞子公園付近)を折り返し、ポートアイランド(市民広場付近)をフィニッシュとするフルマラソン(42.195キロ)と、神戸市役所前をスタートし須磨浦公園をフィニッシュとするクオーターマラソン(10.6キロ)の2種目を設定。クオーターマラソンはファンランのため表彰は行わない。
参加資格は、フルマラソン=1994年4月1日以前に生まれた人、クオーターマラソン=1997年4月1日以前に生まれた人、定員は、同1万8000人、同2000人、制限時間は、同7時間、同1.5時間、参加費は、同1万円(チャリティー募金100円含む)、同5,000円(同50円含む)。フルマラソンのみグループエントリーあり。
併せて、大会をサポートする団体ボランティア(申込単位は1団体につき5人以上)7500人を募集。主な活動内容は、ランナーへの配布物封入作業、「神戸マラソンEXPO2013」でのランナー受け付け、ランナーへの給水・給食、コース(沿道)の整理、ランナーの救護、手荷物預かり・返却、スタート・フィニッシュ会場でのランナーサービスなど。ボランティアの定着を図り、継続的な参加を目的に団体ボランティア出走枠(100人)も新設する(出走ランナーを除いて、20人以上のボランティア登録が必要)。
同実行委員会担当者は「前回大会は大阪マラソンと同日開催であったが、今大会は単独開催となる。ランナーおよびボランティアの募集が始まるが、沿道での応援も含め、昨年以上のたくさんの方々にご参加いただきたい」と話す。
参加申し込みはインターネットと郵便振替から。定員を超えた場合は抽選で参加者を決定する。参加申し込みは5月20日まで。詳細は「神戸マラソン」大会ホームページで確認できる。