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神戸と宮崎を結ぶフェリーが15年ぶりに就航-来秋から1日1便運行

新港第3突堤イメージパース

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 宮崎カーフェリー(宮崎県宮崎市)は10月10日、来年秋ごろから神戸の新港第3突堤(神戸市中央区新港町)と宮崎を結ぶフェリーの直行便を約15年ぶりに就航すると発表した。

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 現在は大阪南港までの直通便を就航している同船。阪神高速道路や公共交通機関とのアクセスの良さなどから神戸市が同突堤に整備中のフェリーターミナルに航路を変更する。1日1便を運行、神戸-宮崎間を約13時間で結ぶ。同社の就航により、神戸港が有する国内フェリー航路網は新居浜(愛媛県)、大分など6航路となる。

 乗り場は同突堤東側の「M・N岸壁」で、各線三宮駅から徒歩で約20分、神戸フェリーバスで約10分程度。乗り場は本年度からフェリーターミナル整備に着手しており、海上交通拠点としての機能を拡充することで、「港を身近に感じることのできる魅力あるウオーターフロントエリアの形成」(神戸市)を目指す。

 神戸市みなと総局みなと振興部の担当者は「神戸-宮崎航路の就航により、人や物の流れが増え、両港を起点とした観光客の増加、貨物の増加に大きく寄与することを期待している」と話す。

 1971(昭和46)年から神戸(東灘区青木)と宮崎県日南市を結ぶフェリーを運行していた同社だが、阪神・淡路大震災の影響を受け休止。その後運行を再開させたが、2010年5月末で再び休止していた。

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