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神戸のファミリーマートにAED-市内コンビニ初の「まちかど救急ステーション」に

店舗内に設置したAED

店舗内に設置したAED

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 ファミリーマート元町商店街店(神戸市中央区元町通1)に1月31日、市内のコンビニでは初となるAED(自動体外式除細動器)が設置され、「まちかど救急ステーション」に登録された。

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 ファミリーマート(東京都豊島区)と「情報発信」「防災」「食育」など幅広い分野で、市民サービスの向上や地域社会の活性化に向けた連携・協力を進めるため、同社と昨年12月11日に連携協定を締結している神戸市。協定に基づき今回、同店にAEDを設置した。

 神戸市は2005年4月から、「まちかど救急ステーション標章交付制度」を運用。同制度は、まちなかで心臓が停止した人が発生した場合に、すぐ近くにある「まちかど救急ステーション」のAEDによる除細動(電気ショック)を行い、一人でも多くの命を救える体制を推進するもの。

 昨年12月現在、市内で1856カ所(AED 1967台)が登録。公共施設や交通機関、事業所内などにAED設置が進む中、24時間利用できる場所は少ないのが実情。だが、コンビニに設置することで24時間対応の貸し出しが可能になる。

 神戸市企画調整局企画調整部調整課公民連携推進室の河端さんは「駅には設置している所が多いが繁華街で24時間対応ができるところは少ない。神戸南京町も近く、観光客の多い地域なので心強い存在になるのでは」と期待を寄せる。

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