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神戸・諏訪山稲荷神社で初午大祭-伝統行事厄よけ湯立神事も

伝統行事「厄よけ湯立神事」の様子

伝統行事「厄よけ湯立神事」の様子

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 神戸の諏訪山稲荷神社(神戸市中央区諏訪山町)で2月16日、初午大祭が行われた。

餅まきやみかんまきの様子

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 節分後最初の午(うま)の日に商売繁盛と家内安全を祈願する同祭では、釜で沸かした湯のしぶきを浴びて厄をはらう伝統行事「湯立神事」が執り行われた。

 神事では、安部初男宮司がおはらいし、白装束姿の巫女(みこ)が釜に塩、米、酒を入れて湯を清めた後、ササの束を湯につけて勢いよく振りまくと、参拝者ら約300人が、しずくを浴びて身を清め、今年一年の健康や開運厄よけを祈願した。

 今年は、神戸の文化・魅力を全国に発信するために神戸各区の代表で結成されたオール神戸っ娘から成る地域活性化アイドルユニット「KOBerrieS♪(コウベリーズ)」をはじめ、神戸を拠点に活動する歌謡アイドル系パンクバンド「バラバラバナナ」、神戸出身のタレント・あやみんこと伊藤綾美さんなどのゲストも参加。餅まきやミカンまきも行われ、会場をにぎわせた。

 会場に訪れていた神戸在住の女性は「伝統行事に若い人たちがたくさん参加することで、さらに活気が出て良かった。これからも、さまざまな世代の人が集う場所になっていってほしい」と笑顔で話していた。

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