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神戸・三宮のローソン店内に靴専門店-地元婦人靴メーカーが出店

「Simple Style」の丸山沙織店長(左)と「クレストコーポレーション」の谷山貴祐社長(右)

「Simple Style」の丸山沙織店長(左)と「クレストコーポレーション」の谷山貴祐社長(右)

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 神戸市役所3号館に隣接するローソン神戸市役所西店(神戸市中央区江戸町)内に7月31日、シンプルデザイン靴専門店「Simple Style(シンプルスタイル)」(TEL 078-331-9292)がオープンした。

ローソン店内にある同店

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 婦人靴メーカー「クレストコーポレーション」(須磨区)初の直営店となる同店。谷山貴祐社長は「父が一代で築き上げてきた会社の現状維持だけでなく、自分たちの需要を自分で作り上げていきたいという『脱下請け』を掲げ、大手靴販売店や百貨店にはまねのできない販売方法で顧客の獲得を目指す」と意気込む。

 店舗面積は30坪。店内はピンク、ブラウン、白を基調とし、上品でゆったりとした空間を演出。オンタイム・オフタイムで使える「リッチな通勤パンプス」を中心に約50種類取りそろえる。自社で製作された靴はすべての工程を日本で行い、使う素材は足当たりがよく通気性能の良い素材を選び、「痛くない、疲れない、歩きやすいのに、この一足でいつものスタイルが上品になる」をコンセプトにデザイン性も追及する。価格帯は1万円~1万5,000円で、小さいサイズ(20~21.5センチ)、大きなサイズ(25.5~27.4センチ)のコーナーも設ける。

 人気商品は「ヒール高6センチ ゆったりスクエアパンプス」(3色、1万円)、「ヒール高8センチ ポインテッド赤底パンプス」(6色、1万2,000円)」、本革スエードレザーを使用した「ショートブーツ」(4色、1万5,000円)、「シューズクリップ」(1,380円)など。

 通りからは見えないローソン店内にある同店について、谷山さんは「出店する際に通行人の動向などを観察し、ここはおしゃれな通勤女性も多く大手チェーンが絶対に出てこない立地。ビジネス街という二等地に出店し、店長のファンがつくような黒字になるスタイルをつくり上げていけば勝負できるのでは」と話す。「『何でローソンの中やねん』と突っ込みたくなる当店を、ぜひのぞきに来ていただきたい。今後、地域密着型の店になっていければ」とも。

 営業時間は11時~20時。

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