神戸・北野に9月13日、「ギャラリー喫茶 Conifar(コニファー)」(神戸市中央区山本通2、TEL 090-8162-7899)が移転オープンした。
「会話によって気に入った商品を気に入ったように作り変えることができる」がコンセプトの同店。「日本が誇る着物の生地・帯などの伝統工芸品からリメークされた服や雑貨をもっと多くの人、外国人、観光客にも見て触れてもらい日本の伝統文化を近くで感じてほしい」との思いから、JR鷹取駅付近の旧店舗から観光地・北野に移転した。店名は「永遠の生命の象徴」を意味し、「末永く商品やお客さまとつながっていきたい」という願いを込めたという。
店舗面積は6.5坪。店内には、一級技能士が縫製する和服リメーク、コスチュームジュエリー、レーザークラフト、カナダ・インディアンの装飾品「ドリームキャッチャー」、ペーパークラフト、水彩画、アートフラワーなど作家のこだわりの商品を一点物として多く取り扱う。移転後は木のぬくもりを感じる落ち着いた空間に仕上げ、テーブル5席の喫茶スペースも設けた。
和服地雑貨の「ストール」(1,400円)、「ブックカバー」(1,000円)、「ドリームキャッチャー」(2,500円~)、京都嵐山のビーズジュエリー作家・EquesReiさんの「レース&チェーンブレスレット(2,800円)、手持ちの着物を持ち込みリメークオーダーができる「作務衣(さむえ)」(5,000円)などを取りそろえる。
喫茶メニューは「自家製チーズケーキ」(250円)、北海道スイーツ「ねこのたまご(4個入り持ち帰り用)」(750円)、ブレンドコーヒー(350円)、アーモンドオレ(450円)、カルピスミルク(380円)、カフェオレ(400円)などを用意。
オーナーの竹垣大介さんは「手に取ってもらった商品は、全てサイズや素材、色を変更するなど作家にオーダーすることができ、自分の思い通りに作り直せるのが当店の売り。お客さまに対して責任の持てる作品をセレクトし、作家のモチベーションも大切にしたい」と話す。「日本の技術や伝統が詰まった和服地には、どこか懐かしさやほっとする気持ちにしてくれる。先人の素晴らしい仕事を、われわれの世代が次につなげたい。ぜひ、気軽に来店していただければ」とも。
営業時間は11時~17時。月曜・火曜定休(祝日は営業)。