神戸ポートアイランドの「神戸国際展示場3号館」(神戸市中央区港島中町6)で11月8日・9日、「ひょうご特産品フェア2014」が開催される。
県内の中小食品メーカーを中心に20社が出展し、3年以内に自社開発した新商品をPR・販売する。昨年の来場者は2日で約2万3000人。購入客には特産品の当たるアンケートも実施する。
出展するのは「野生梨のシロップ」や「生姜(しょうが)レモン茶」などを出展する樽正本店(灘区)、「有機栽培生芋こんにゃく」や「兵庫県産黒毛牛使用牛すじこんにゃく」などを出展する上野商店(兵庫区)、「巻すし」や「さばにぎり」などを出展する氷上つたの会(丹波市)など20社。森口製あん(たつの市)や淡路島日本蜜蜂研究会(洲本市)など5社が初出展となる。
同会場の併催イベント「技能グランプリ&フェスタ 2014」には例年、「ものづくり体験コーナー」に親子連れが多数来場することから、商品パッケージやブースレイアウトへの消費者の反応などをオン後の商品開発や展示会出展に生かすことを目的に、テストマーケティングも開催する予定という。
同フェアを運営する兵庫県中小企業団体中央会(中央区下山手通4)の田中千里さんは、「地域のこだわりの農産物を加工したスイーツや、舶来の街・神戸を感じさせる老舗のコーヒー・紅茶メーカーも出展。小中学生を中心に親子連れの来場者が多いので、子どもたちに兵庫県の広さや地域の特色、地産地消の食の豊かさを実感していただく機会になれば」と話す。
開催時間は11月8日=10時~16時30分、9日=10時~16時。入場無料。