「三宮VIVRE」(神戸市中央区三宮町1)4階にある「HMV三宮VIVRE」店内イベントスペースで4月27日、神戸を中心に活動している武将隊「神戸・清盛隊」がCD全国発売を記念した初のインストアライブを行った。
2012年の大河ドラマ「平清盛」に合わせ神戸市が開いたイベント「KOBE de 清盛2012」のPRキャラバン隊として、「平安時代より呼び起こされ、スマホ型タイムマシンで平成にやって来た」平清盛、重盛、宗盛、知盛、重衡、敦盛、GIONの7人で構成する同隊。「KOBE de 清盛2012」が閉幕した2013年1月14日、「平安時代に戻り、眠りについた」が、ファンからの「清盛隊を存続させてほしい」という多くの声援に応え、2013年5月に民間団体として復活した。今年9月29日には結成5周年を迎える。
同隊は同日、初の全国流通盤となるシングルCD「桜歌(はなうた)~yamato~」(1,000円)を発売した。同曲は、「平安の世より今も変わらない日本の美しい情景」を表現。「平安と平成をつなぎ、人々の顔に笑顔を咲かせたい」と願う同隊が「桜や花鳥風月を愛する日本人の魂」を歌う。
ライブが始まる30分前から、イベントスペースに入りきらないほど大勢のファンが来店。メンバー7人が登場すると黄色い声援が送られた。ライブでは、新曲のほか、デビュー曲「雅華・Gakka・平安~平成に咲き誇れ~」を披露。観客とコールアンドレスポンスを行うなど会場を盛り上げた。CDは入荷分を越え、店舗在庫分全ての170枚が完売した。
同隊プロデューサーの若見しのぶさんは「桜歌には、数々の日本の美しい言葉がつづられている。皆さまも桜歌に出合い、いま一度、日本人の、この大和の国の素晴らしさを感じていただければ」と話す。
今後のインストアライブ予定は、4月30日(15時)=「タワーレコード梅田NU茶屋町店」(大阪市北区)店内イベントスペース、5月1日(13時、16時)=「ミント神戸」(神戸市中央区雲井通7)2階デッキ特設ステージ、5月21日(13時)=「名古屋PARCO(パルコ)」(名古屋市中区)西館1階イベントスペース。
新曲は、タワーレコード、HMVなど全国のCDショップで販売するほか、iTunes、レコチョク、amazon MP3ストアなどでのWEB配信も行う。