神戸開港150年記念事業実行委員会は、10月21日に神戸市立中央体育館(神戸市中央区楠木町4)で「平成28年度 秋巡業 大相撲ひょうご神戸場所」を開催すると発表した。
来年1月に神戸港が開港150年、8月に神戸市営交通が100周年を迎えるにあたり行う記念事業のプレイベントとして開催する。神戸市での巡業は9年ぶりで、約270人の力士たちが参加を予定。同場所では取り組みと合わせて、郷土力士や横綱・大関、幕下力士たちの稽古、横綱の綱締め実演、髪結い実演なども見ることができる。
若い力士たちの台頭や日本出身力士の活躍もあり、本場所では入場券も入手困難になるほどの人気だという相撲。最近では相撲好きの女性を「スー女(スージョ)」と呼び、女性向けの相撲雑誌が発売されるなどファン層も広がりを見せている。
同場所実行委員会は「地方巡業ではさまざまな催しを通じて普段見られない力士たちの姿を見ることができる楽しみがある。兵庫県民・神戸市民の皆さまが、まさに力士たちと肌と肌が触れ合う近さで接することができる貴重な催し」と話す。
チケットの販売開始は7月を予定。チケット料金や座席などの詳細は同場所のウェブサイトで順次公開していく予定だという。