JR三ノ宮駅(神戸市中央区布引町4)などで販売する神戸土産「旧居留地5番シューラスク」が神戸港開港150年を記念し、7月1日より「神戸開港150年記念 旧居留地5番シューラスク」としてリニューアルした。商品開発は菓子企画販売プロデュースを手掛ける「アットグロウ」(東灘区)。
神戸土産として同駅で販売ランキング1位にも輝いたことのある同商品は、神戸港の開港とともにできた旧居留地5番の石壁をイメージして作ったシューラスク。今回神戸開港150年を記念し、以前より販売していた商品の油脂をバター100パーセントに変更、ザックリとした歯触りを出せるようシュー生地をリニューアルした。来年12月までの販売分は「神戸開港150年」のシールを貼り付ける。
同駅のほか、新神戸駅(加納町1)や神戸ハーバーランド(川崎町)、大阪国際空港や山陽自動車道下りたつの西サービスエリアの土産販売店などで販売。神戸土産を求める観光客をターゲットに据える。
同社商品担当の有田次実さんは「神戸開港150年は神戸居留地150年でもあるので、どこよりもおいしい当社にしかできない商品を作りたかった。企画から2年掛けて作り上げた」と話す。「シュー生地をリニューアルしたことで以前にも増して食べたときのジューシー感が出るようになった。ちょっとぜいたくなスナック菓子感覚で、ラスクなのに最高のスイーツに仕上がったのでは」とも。
価格は90グラム入りで699円。