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神戸・モトコー3番街にアジアン雑貨店 空き店舗活用、シルクロード諸国の商品展開

中央アジアの雑貨と民芸品の専門店「シルクロードキャラバン」店主の神吉晋輔さん

中央アジアの雑貨と民芸品の専門店「シルクロードキャラバン」店主の神吉晋輔さん

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 神戸・元町高架商店街三番街(通称=モトコー3番街)に9月17日、中央アジアの雑貨と民芸品の専門店「シルクロードキャラバン」(神戸市中央区元町高架通)がオープンした。

シルクロード諸国の雑貨が並ぶ

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 店舗面積は約9平方メートル。日本には数少ない中央アジア(シルクロード諸国)の雑貨を扱う同店内には、ウズベキスタンの民族刺しゅうやイスラムチックできらびやかなパキスタンの金属工芸、キルギスのフェルト製品などを飾り、ほかのアジアン雑貨店にはない独特の雰囲気を演出。ショーケースには丸い形のイラン遊牧民カシュガイ族の生活風景を描いたギャッベを飾る。

 2012年夏、仕事で中国滞在時に以前から何度も訪れていたウイグル自治区の「魅力的な商品を販売したい」とネット販売を始めた店主の神吉晋輔さん。昔から旅好きでシルクロードのキャラバン隊のような生活に憧れ、日本から遠く離れた国の物を日本に広めたいという思いから店名に「シルクロードキャラバン」と付けた。

 これまでは常設店舗を構えず、ネット販売がメインでだったが、同商店街の空き店舗を活用する「チャレンジショップ」の募集をきっかけに実店舗のオープンを決めた。

 商品は、キルギスのフェルトスリッパや座布団(1,300円~)、旧ソ連のピンバッジ、ウズベキスタンのサマルカンドペーパー(以上300円~)、ウズベキスタンの画家によるシルクロードをテーマにした絵画(950円~)、ウイグルナイフ(600円~)をはじめ、インテリア雑貨(800円~)、アクセサリー(300円~)、テーブルウエア(650円~)、ステーショナリー(600円~)などをそろえる。

 神吉さんは「独自のルートで仕入れた、ここでしか手に入らない物を扱っている。特にウイグル自治区の商品を販売する店としては神戸初」と話す。

 営業時間は13時~19時(土曜・日曜・祝日は12時~)。

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