神戸・栄町に「洋食酒場MARUWA」(兵庫県中央区栄町通5、TEL 078-335-8430)がオープンして1カ月が過ぎた。
淡路島出身のオーナーの山本輝明さんは、喫茶店を経営していた両親や家族と共に神戸へ移住。「淡路島出身の家族が、淡路島の食材を使った料理を届けたい。もっと形が見える地産地消を届けたい」という思いの下、「炭焼き屋 まるわ」の2号店として同店を開いた。店内には手描きで表現した料理のイラストや生産者の写真が飾られ、温かみのある雰囲気が特徴。店舗面積は約18坪。席数は、カウンター8席、テーブル16席、テラス席8席。
ランチセットは、「淡路鶏チキン南蛮」(800円)、「MARUWA名物ビフカツ」(1,100円)や「手作りふわふわハンバーグ」(900円)を用意。いずれも淡路島産ライス食べ放題で、淡路玉ねぎのハヤシライス食べ放題(300円増し)にも変更できる。ディナーは、「淡路玉ねぎ オニオンリングタワー」(580円)や「MARUWAローストビーフ」(980円)、「昔ながらの具沢山ナポリタン」(780円)、「農家野菜のコロコロコブサラダ」(880円)を提供する。
山本さんは「実家で作っている淡路島のお米を食べてほしい。一人暮らしの経験が長く、日常の食生活に気を配れていなかったので、同じような人に温かいご飯を提供したい」と笑顔を見せる。「生活者と生産者をつなげるだけではなく、淡路島の地域活性化にもつなげたい」と意欲を見せる。