神戸市内でトランポリンを使ったエクササイズを提唱し活動するグループ「Universal Jumping(ユニバーサルジャンピング)」(神戸市中央区脇浜町3)が3月14日、発足から1周年を迎える。
代表は、神戸市出身、1980(昭和55)年生まれの重福博道さん。何よりも身体を動かすことが大好きという重福さんは、小・中学時代は野球、高校時代はサッカーに打ち込み、28歳からはボクシングも始める。高校卒業後、大手カーディーラーに就職し、その後独立。まだ国内ではあまり普及していないエクササイズの新たな事業として同グループを立ち上げた。
同活動で使用するのは、チェコで考案され米国などでも人気の1人用小型トランポリンで、同グループ発足時に約50台をチェコから輸入。運動実践指導者の資格を持ち、骨盤調整、ヨガ、ピラティスなど身体のバランスを整えるエクササイズの指導も行っているインストラクターらの協力の下、昨年6月より照明を落とした室内などで音楽に合わせてトランポリンを楽しむエクササイズイベントを始めた。
1回45分のプログラムで、声も出しながら約3000回ジャンプするという同レッスン。身体に効果的な運動内容を意識したプログラムになっており、しっかり有酸素運動をした後、次の日に疲れが残らないよう長めのストレッチも行っているという。
重福さんは「トランポリンは体幹トレーニングと有酸素運動を同時に行えるのが特長。膝や腰の負担が床上に比べて3分の1まで減少されるので、運動初心者や幅広い年齢層の方が参加している」と話す。「レッスン前後には、ストレッチ方法など自宅で身体のケアができるポイントなどの個別相談も受けている。インストラクターとお客さまとの距離を縮めるために会話も大切にし、楽しく通いやすい場所を目指している。お子さまから高齢者の方まで幅広く活用いただき、元気な社会になるように今後も努めていく」とも。
参加費は、大人=1回2,500円~(5回分回数券1万円~)、学生=同1,750円~(同7,000円~)。現在は「神戸芸術センター Rスタジオ」(熊内橋通7)、「ハーバースタジオ」(波止場町6)などで週2~3回レッスンを開講。スケジュールはサイトで確認できる。