新型インフルで延期の「神戸まつり」開催迫る-安心宣言から1カ月

前回のパレードの様子

前回のパレードの様子

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 延期されていた「神戸まつりメインフェスティバル」が7月19日、フラワーロード周辺や新神戸、神戸ハーバーランド、旧居留地を中心に開催される。主催は神戸市民祭協会。

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 当初5月17日の開催を予定していた同イベントだが、同16日に国内初の最近の海外渡航歴のない新型インフルエンザウイルス感染者が発生した影響で延期となっていた。矢田立郎神戸市長が6月10日に発表した「ひとまず安心宣言」から約1カ月での開催となる。

 同イベントは1971(昭和46)年に市民参加型の祭りとして誕生したもので、今年で39回目。開催時間中、中央区旧居留地一帯を交通規制し、車道で大規模なパレードが繰り広げられる。

 神戸市役所2号館前では15時45分~19時、「神戸まつりと言えばこれ」(同協会担当者)という、各団体が趣向を凝らして行う「おまつりパレード」が繰り広げられる。ほかにも大丸神戸店(神戸市中央区明石町)前では、旧居留地のレトロな街並みとともにジャズを楽しむ「KOBE JAZZ LIVE STREET」も開催。サンバや太鼓の演奏なども各所で展開する。

 「小腹が空いたらこちらへ」(同)という「ワールドカフェ」は13時~18時30分、市役所西側の東町筋で展開し、世界各国の料理や全国各地の名産品などを提供する。

 同協会担当者は「小学生以下のお子さまには、竹とんぼや輪投げなどで当日参加して楽しめるコーナーも設ける。さまざまなイベントを見るだけではなく、参加して楽しむこともできる。みんなで笑顔あふれる『神戸まつり』を作りたい」と話す。「市民参加のまつりであるという原点に立ちながら、できるだけ多くの人に神戸に来て、楽しんでもらえるような、魅力あふれるまつりにするため、参加者、市民の皆さん、来場者とともに作っていきたい」とも。

 開催は、須磨ヨットハーバー=9時30分~、ハーバーランドスペースシアター=11時~、新神戸・三宮=13時~。

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