「みなとこうべ海上花火大会」が8月1日、神戸港一帯で開催される。
同大会は、企業サポーターと個人サポーターの協賛により開催されるもので、今回で39回を数える神戸の夏の風物詩イベント。昨年の来場者数は約21万5千人(神戸市発表)。
神戸港(新港突堤からメリケンパーク沖の海上)で打ち上げられる花火は1万発に上り、前回の6,200発をしのぐこれまでの花火大会史上最多。オープニングには全国芸術花火を打ち上げる。
同大会は1971(昭和46)年にポートアイランドのコンテナバースで花火を打ち上げたのが1回目。それ以前も神戸での花火大会の歴史は古く1933(昭和8)年ごろから湊川公園(兵庫区)、須磨浦海岸(須磨区)、王子公園(灘区)などで開催され、1970(昭和45)年に現在の神戸港開催に落ち着いた。当時の打ち上げ数は400発だったという。
神戸市みなと総局の白井雄飛さんは「新型インフルエンザの発生もあったが、『元気で明るいまちこうべ』をPRするため花火を1万発に増やした。今年はポートアイランドしおさい公園への無料シャトルバスを運行、終了後はシャトル船も運航する」と話す。「有料の一般協賛席も今年は、昨年に比べ1,000円値下げした。座席も十分用意している」とも。
開催時間は19時30分~20時20分。荒天中止。新港第1突堤の観覧場所で間近に花火を楽しめる一般協賛席は2,500円(前売り2,000円)。