KOBEとんぼ玉ミュージアム(神戸市中央区京町、TEL 078-393-8500)で1月16日より、企画展「とんぼ玉展覧2010 Lampwork Bead Exhibition 2010」が開催される。
同展は、ミュージアム初出展作家の作品や代表作家の新作を展示し、「一年でダイナミックな変化を見せる」(同ミュージアム)日本のとんぼ玉を紹介するもの。生田信子さんや礒野昭子さんら14人の作家の作品140点以上を展示する。
アートマーブル(とんぼ玉)の歴史は古く、さまざまな種類のものがコレクションアイテムとして親しまれている。欧米ではその洗練された技術やデザインが高い評価を受け、オークションやショーが頻繁に行われるほどの人気を誇るという。大きさは直径3~6センチ程度のものが中心。ここ数年は制作人口も増え、すそ野を広げるとんぼ玉の世界。その中には、従来の枠にとらわれない斬新でオリジナリティーにあふれる作品の数々が生まれているという。
同ミュージアムの宮本館長は「新年に合わせ、新しいとんぼ玉の傾向を見ていただく。2010年の干支(えと)のトラや、タコが玉を抱いていたり、中に親指姫がいたりするもの、カットを施したシャープな抽象の作品なども展示する」と話す。
開館時間は10時~19時。入館料は、大人(高校生以上)=400円、小中学生=200円。4月12日まで。