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元町の「書庫バー」に本棚ギャラリー 第1弾展示はあさいゆうきさん作品

「その隙間で、考えて展」を開催するあさいゆうきさん

「その隙間で、考えて展」を開催するあさいゆうきさん

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 大丸神戸店前にある「書庫バー」(神戸市中央区三宮町3、TEL 078-331-2633)が10月5日、本棚を使ったギャラリースペースを店内に開設した。

本棚に展示されるあさいゆうきさんの作品

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 グラフィックデザイン事務所の書庫を改装しアート・デザイン系書籍が楽しめるバーとした同店。スタッフの中村洋隆さんは「本棚の一部をレンタルスペースや展示スペースにすることで、普段と違う新しいきっかけが生まれる場所になるのではないかと考えた」と話す。第1弾展示として、色鉛筆やアクリル絵の具、オイルパステルなどで日常の一コマを描くアーティスト「あさいゆうき」さんが「その隙間で、考えて展」を開催する。

 あさいさんは「自分の思いや考えを、自由に表現できるスケッチブックは、私にとって大切な一つの『居場所』。作品を見に来ていただいた方同士の会話が広がり、『ここにいても良いんだ』と安らげる時間を作れたら」と話す。

 中村さんは「小さなギャラリーを通して作り手と多くの人がつながり、新しいきっかけが生まれる場所にしたい。作品は数点から展示可能で、在廊の必要もないので、気軽に利用してもらえたら」と話す。

 営業時間は17時~23時。水曜定休。

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